Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE『パブリック』歌詞【意味&解釈】|人間という生き物の美しさと醜さを描く(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE『パブリック』歌詞【意味&解釈】|人間という生き物の美しさと醜さを描く(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)『パブリック』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

1stオリジナルアルバム『TWELVE』の3曲目に収録された一曲です

この曲は、作詞作曲を手掛けたボーカルの大森くんが高校2年生のときに書いた作品。

人間という生き物が心の内側に秘める光と闇の部分

表裏一体である人間の二面性が生々しく描かれた、人生哲学の詰まった作品になります

 

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)公式Instagramの投稿から。

 

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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『パブリック』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

Mrs. GREEN APPLE『パブリック』歌詞

楽曲情報

歌手:Mrs. GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
収録:1stアルバム『TWELVE』
発売日:2016年1月13日(水)

「人は純白に輝く生き物だ」
それはどうかな ほら またあちこちで
諍いが止まぬ変わらない世の中だ
「人が作り上げた」皮肉なもんだ

 

僕たちの倫理ってもんは
こんなにも汚れてしまったのかい
誰かが気づいてくれたらいいな
いつか いつか いつの日にか

 

知らぬ間に誰かを傷つけて
人は誰かの為に光となる
この丸い地球に群がって
人はなにかの為に闇にもなる

 

「人は優しさを育む生き物だ」
「嬉しさ・悲しさ」
全部抱き「寄せてる」
大衆の一部と化しても
価値はそうも振れず
「人が作り上げた」素晴らしいんだと

 

憎いその可愛さと憂うその瞳の
愛が実ればいいなと
神様が定めたこの世界に
何を残して逝ければいいだろう

 

泣かないよ もう泣かない
開かない扉はさ、開かない意味があり
若いこの層 お年を召したその層
どちらももう 共に寄り添い合う

 

その度になにかを欲しがって
人は自分の為に傷を負わす
醜いなりに心に宿る
優しさを精一杯に愛そうと
醜さも精一杯に愛そうと

 

『パブリック』歌詞の意味

この曲『パブリック』は、人間という生き物の本質を歌った名曲。

人が心の内側に抱える愚かさや醜さに対する問題提起と、それを持ってしても美しいと思える人間という存在についてが真っ直ぐな言葉で歌われます

美しく完璧な心をもった人間などいないのです。

誰しもが光の部分と同じ様に闇の部分も持ち合わせているのでしょう

その事実を悲観的に捉えるのではなく、その醜い闇の部分まで愛してしまおう

そうすればもっと美しい世界になるはずなんだというメッセージが込められています。

公式MVの紹介

こちらがYouTubeに投稿されている『パブリック』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロの歌詞から。

「人は純白に輝く生き物だ」
それはどうかな ほら またあちこちで
諍いが止まぬ変わらない世の中だ
「人が作り上げた」皮肉なもんだ

“人は純白に輝く生き物”という言葉、これは”人は誰しも完璧に美しい心を持っている”という意味であり、私達が勝手に思い描いている人間像のことになります

しかしその思い込みに対してこの曲では、”それはどうかな”と問題提起をしているのです。

その言葉通りに”誰しもが美しい心を持っている”というのであれば、きっとこの世界は平和な世の中になっているはずなのに、いつまでも世界中で争いが止むことはありません

まさにその争いは、美しい心を持っているとされる『人』が作り上げているものだというのになぜなのか

その答えは簡単で、人が誰しも完璧で美しい心を持っているわけではないからなのです。

ここではそんな理想と現実の世界の齟齬が皮肉交じりに歌われています。

 

続く1番Bメロの歌詞。

僕たちの倫理ってもんは
こんなにも汚れてしまったのかい
誰かが気づいてくれたらいいな
いつか いつか いつの日にか

どこまでも美しく透き通っていると思っていた僕たちの倫理観

それは気付かぬうちに汚れてしまっているのです

しかし、まさか自分自身が醜いものを抱えているなんて誰も気づくことはありません。

だからこそそんな汚れた心に、誰かが、誰か1人でも気がついてくれたら嬉しいんだという願いが歌われているのです

そうすれば今僕たちが生きる世界は、もっともっと美しい世界になるはずだからと。

 

そして1番サビの歌詞がこちら。

知らぬ間に誰かを傷つけて
人は誰かの為に光となる
この丸い地球に群がって
人はなにかの為に闇にもなる

人の心の内側に潜む愚かさは、知らない内に誰かを傷つけてしまうことがあります

誰かを助けたいという想いが誰かにとっての光になると同時に、誰かにとっては痛みになってしまうこともあるんです

そしてときには、誰かを助けたいという前向きな感情を持っていた人たちの心が、お金や権力などの私利私欲のために闇になることだってあります

この世界ではそんな二面性を持った人間が地球上に群がって生きているのです

しかしどんなにそんな現実に対して嘆き叫んだとしても、人間とは元来そういう生き物であり、それはいつまでも変えられぬ事実なのかもしれません。

 

 

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2番:歌詞の意味

2番Aメロの歌詞から。

「人は優しさを育む生き物だ」
「嬉しさ・悲しさ」
全部抱き「寄せてる」
大衆の一部と化しても
価値はそうも振れず
「人が作り上げた」素晴らしいんだと

人はみな優しさを育む生き物だと思い込む人たち。

そんな彼らは自分の心に真っ直ぐに向き合うことをせず、嬉しさや悲しさという感情を何も考えること無く無条件に抱き寄せ生きるのです

彼らはそれこそが優しさだと思い込み、そんな生き方が素晴らしいのだと思い込んでるんだと、皮肉たっぷりに歌われます。

しかし、実際そんなことはありません。

そうやって大衆に巻かれて生きることに何も価値はないんです。

そんな彼らは、人が作り上げた勝手な偶像の世界を生きているのだと、この曲ではそう伝えているのでしょう。

しかしどんなに警告をしても、人はその愚かさに中々気付くことはできないのです

 

続く2番Bメロの歌詞。

憎いその可愛さと憂うその瞳の
愛が実ればいいなと
神様が定めたこの世界に
何を残して逝ければいいだろう

自分自身の心の内にある醜さに気づくことができない人間

それでいて自分たちの未来を憂う人間。

そんな人間たちのことを”可愛い”という言葉で皮肉たっぷりに表現しているのでしょう

彼らは未来を憂う前に、今ココにある自分自身の心の内を見つめ直す必要があるのです。

しかしそんな愚かな人間たちの間にも、”愛”が実ることがあればそれはそれで素晴らしいことなのだと歌われています

そんな複雑な世界に自分は一体何を残していけるだろうかと、この世界での自分自身の在り方や生き方を、改めて己にに問いかけていくのです

 

その後Cメロの歌詞が続きます。

泣かないよ もう泣かない
開かない扉はさ、開かない意味があり
若いこの層 お年を召したその層
どちらももう 共に寄り添い合う

“開かない扉”とは、疑問が解けなかったり前に進めなかったりする状態のことや、心を通わせることが出来ない状態のことを指す言葉になります

目の前にある扉が開かないことには何かしらの意味があるのです

もしかしたら大切な”何か”を見落としているのかもしれないし、その”何か”気付くための試練なのかもしれない

意味もなく開かない扉などきっと無いのでしょう。

若い人たちとお年寄りの人たちの間にもきっと”開かない扉”が存在しています

共に寄り添えばいいのに、人間という生き物はそれが中々できないのです

 

そしてラスサビの歌詞がこちら。

その度になにかを欲しがって
人は自分の為に傷を負わす
醜いなりに心に宿る
優しさを精一杯に愛そうと
醜さも精一杯に愛そうと

人と人とが寄り添おうとする度に、自分の私利私欲で人を傷つけてしまう人間たち。

その醜さを消すことは出来ず、それこそが人間らしさというものなのかもしれません

だからこそ誰もが美しい心を持っていると考えるのではなく、人が抱える愚かさを認識した上でそれを精一杯に愛そう

醜いなりにもその心のなかに宿っている優しさを精一杯に愛そう

最後はそんな温かいメッセージが投げかけられてこの曲が終わっていきます。

 

 

ぜひ歌詞の意味をじっくりと味わいながら、この曲『パブリック』を聴いてみてください!

自分という人間を客観的に眺めてみるきっかけになるかもしれません

 

『パブリック』を動画で解説

『パブリック』収録作品の購入はこちらから!

 

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