Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE『青と夏』歌詞【意味&考察】映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌

Mrs. GREEN APPLE『青と夏』歌詞【意味&解釈】|映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)『青と夏』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

7thシングル『青と夏』の一曲目表題曲としてリリースされた楽曲

この曲は、映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌としても起用されました

“原点回帰”と”自分ごと”がテーマに描かれた、疾走感溢れる夏歌となっています

 

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)公式Instagramの投稿から。

 

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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『青と夏』の歌詞から紹介していきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

Mrs. GREEN APPLE『青と夏』歌詞

楽曲情報

歌手:Mrs. GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
収録:7thシングル『青と夏』
発売日:2018年8月1日(水)

涼しい風吹く
青空の匂い
今日はダラっと過ごしてみようか

 

風鈴がチリン
ひまわりの黄色
私には関係ないと
思って居たんだ

 

夏が始まった
合図がした
“傷つき疲れる”けどもいいんだ
次の恋の行方はどこだ
映画じゃない
主役は誰だ
映画じゃない
僕らの番だ

 

優しい風吹く
夕焼けの「またね」
わかっているけどいつか終わる

 

風鈴がチリン
スイカの種飛ばし
私にも関係あるかもね

 

友達の嘘も
転がされる愛も
何から信じていいんでしょうね
大人になってもきっと
宝物は褪せないよ
大丈夫だから
今はさ
青に飛び込んで居よう

 

夏が始まった
恋に落ちた
もう待ち疲れたんだけど、どうですか??
本気になればなるほど辛い
平和じゃない
私の恋だ

 

私の恋だ

 

寂しいな
やっぱ寂しいな
いつか忘れられてしまうんだろうか
それでもね
「繋がり」求める
人の素晴らしさを信じてる
運命が突き動かされてゆく
赤い糸が音を立てる
主役は貴方だ

 

夏が始まった
君はどうだ
素直になれる勇気はあるか
この恋の行方はどこだ
映画じゃない
愛しい日々だ

 

恋が始まった
合図がした
今日を待ちわびた なんて良い日だ
まだまだ終われないこの夏は
映画じゃない
君らの番だ
映画じゃない
僕らの青だ

 

映画じゃない
僕らの夏だ

 

『青と夏』歌詞の意味&魅力

この曲『青と夏』の大きなテーマは『自分ごと』

人生の主役はいつも自分だから、ありのままに自分らしく全力で青春を謳歌しよう!

そしてその青春は決して若い人たちだけのものではありません。

誰もがいつからでも、人生の主役になることができるのです

そんなメッセージが詰め込まれています。

映画の主題歌として書き下ろされたこの楽曲には、映画を観た人たちがそのストーリを自分ごととして捉え、胸踊らせられるようにという思いも込められているようです

遊びに恋愛に勉強に、誰もが主人公になれるんだと背中を押してくれる応援歌

公式MVの紹介

こちらがYouTubeに投稿されている『青と夏』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。

涼しい風吹く
青空の匂い
今日はダラっと過ごしてみようか

風鈴がチリン
ひまわりの黄色
私には関係ないと
思って居たんだ

ここでは青春の夏のある日が情景描写として描かれます

青空の下にそっと吹く涼しい風が心地よい日。

あたりでは風鈴が音を鳴らし綺麗なひまわりも咲いている。

開放的でワクワクするような夏は、青春の1ページを刻むにはうってつけの季節なのです

しかしこの曲の主人公は、そんな夏を横目にどこか他人事のように感じているのでしょう

 

そして1番サビの歌詞が続きます。

夏が始まった
合図がした
“傷つき疲れる”けどもいいんだ
次の恋の行方はどこだ
映画じゃない
主役は誰だ
映画じゃない
僕らの番だ

皆が待ちに待った夏が遂にやってきました。

そして夏祭りや花火大会といったイベントが目白押しの夏は、恋愛の季節でもあるのです

傷ついたりも疲れたりもするけれどやっぱり恋がしたい

今度こそはと新しい恋を探しているのでしょう。

どこか青春映画を観ているかのように他人事だった主人公は、遂に自分ごととして動き出そうとするのです

今ココにある人生は他の誰のものでもなく、自分自身が主役の物語だから

 

 

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2番:歌詞の意味

2番Aメロの歌詞から。

優しい風吹く
夕焼けの「またね」
わかっているけどいつか終わる

風鈴がチリン
スイカの種飛ばし
私にも関係あるかもね

きれいな夕焼けが沈んでいき1日が終わるように、恋もいつかは終わるのかもしれません

永遠なんてどこにも無いのだと、なんとなく頭では分かっているけど少し寂しい。

この夏だって、ぼーっとしてるとすぐに過ぎ去ってしまうのでしょう

そう考えると、風鈴の音やスイカのタネ飛ばしすら他人事とは思えなくなってくるのです

 

続く2番Bメロの歌詞。

友達の嘘も
転がされる愛も
何から信じていいんでしょうね
大人になってもきっと
宝物は褪せないよ
大丈夫だから
今はさ
青に飛び込んで居よう

青春時代の恋愛は駆け引きのようなもの。

友達の身も蓋もない嘘に惑わされてしまったり、周りの人や好きな人の言葉や態度に何度も転がされたり

何を信じればいいのか分からなくることがあるのでしょう

でもそうやって悩み苦しみながら真っ直ぐに恋愛と向き合った経験は、大人になっても色褪せること無い大切な宝物になるのです

それは恋愛に限ったことではないのかもしれません。

青春時代の様々な経験が、かけがえのない思い出に昇華する

だからこそ少し苦しくなることがあったとしても、今はこの若き日の青春を謳歌しよう!と伝えています

 

そして2番サビの歌詞がこちら。

夏が始まった
恋に落ちた
もう待ち疲れたんだけど、どうですか??
本気になればなるほど辛い
平和じゃない
私の恋だ

私の恋だ

みなが開放的になる夏が始まります。

はじめはどこか他人事のように感じていた夏の日の青春。

そんな主人公も遂に恋に落ちてしまったようです

しかし恋は本気になればなるほど辛くなってしまうもの

やり場のない恋心に、少し疲れてしまっている主人公の姿が描かれています

青春時代の恋は簡単に思い通りに進むようなものではないのでしょう。

主人公にとって恋愛は、ある意味戦争のような苦しさを伴うものなのです

ただこれは紛れもなく自分の恋であり、能動的に自分の中から沸き起こる恋心

それを気持ちを投げやりに他人事にするのではなく、必死に自分事として真っ直ぐに向き合おうとしています

 

その後Cメロの歌詞が続きます。

寂しいな
やっぱ寂しいな
いつか忘れられてしまうんだろうか
それでもね
「繋がり」求める
人の素晴らしさを信じてる
運命が突き動かされてゆく
赤い糸が音を立てる
主役は貴方だ

ここでは人間の心の奥底にある本質的な欲求と、その人間臭い美しさが描かれています。

人はふとした瞬間に寂しさを感じてしまう生き物なのかもしれません。

今仲良くしている友人も、いつかはいなくなってしまうのではないか

今大好きな人と結ばれても、いつかは離れ離れになってしまうのではないか

それなら誰かと結ばれたとしても意味が無いのではないか

そんな不安が不意に襲ってくることがあり、それこそ人間という生き物でもあります

しかしそれでも『繋がり』を求めてしまう生き物であり、それもまた人間というもの

一見矛盾して見える感情の海の中を泳いでいくことにこそ、人間臭い美しさが隠れているのかもしれません

本能のままに人を好きになり、真っ直ぐにその人を追い求めていく。

それはとても素晴らしいことなのです。

 

そして最後はラスサビの歌詞。

まずは前半部分から。

夏が始まった
君はどうだ
素直になれる勇気はあるか
この恋の行方はどこだ
映画じゃない
愛しい日々だ

夏の始まり。

青春時代を謳歌する秘訣は、自分の心に正直になれる『素直さ』

そうなれる勇気を持つことでもあります

その勇気さえ持つことができれば、きっと素晴らしい恋ができるはずなのです

この夏は他の誰のものでもなく自分自身のもの。

映画の中だけの話だと他人事にするのではなく、自分事として捉えて一日一日をかけがえのない宝物に変えていこう!

そんなメッセージが込められています。

 

ラスサビ後半部分の歌詞。

恋が始まった
合図がした
今日を待ちわびた なんて良い日だ
まだまだ終われないこの夏は
映画じゃない
君らの番だ
映画じゃない
僕らの青だ

映画じゃない
僕らの夏だ

夏が始まりは恋の始まり。

思い思いのゴールを目指して皆が真っ直ぐに走り出す季節なのです

誰もが待ち望んだその日から、それぞれの青春の1ページが刻まれていきます

僕たちの青春

僕たちの恋愛

そうやって自分事として、今こそ青春を恋愛を謳歌しよう!

改めて大事なメッセージが歌われてこの曲は締めくくられます。

 

 

青春は決して若者だけのものではありません。

人生の主役はいつも自分

物事を自分事として捉え、自分の心に素直になる勇気を持つことができれば、いつだって謳歌できるはずなのです

 

ぜひ歌詞の意味を味わいながら、この曲『青と夏』を聴いてみて下さい!

いつまでも変わらずに心の奥に潜んでいる、青春への欲求が蘇ってくるかもしれません

 

『青と夏』を動画で解説

 

『青と夏』収録作品の購入はこちらから

 

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