milet(ミレイ)『Wonderland』の歌詞全文と、その意味や魅力について書いていきます。
2nd EP『Wonderland EP』の表題曲として収録された一曲。
この曲は、原恵一監督の映画『バースデー・ワンダーランド』の挿入歌・イメージソングに起用され、miletがこの映画のために書き下ろしました。
「大人が泣けるアニメーションの巨匠」と言われる原監督も、今回共同作詞として参加しています。
ジャケット写真がこちら。
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撮影はロシアで行われ、『Wonderland EP』全体のテーマは『旅』。
どこか遠くを見つめるmiletが印象的です。
後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『Wonderland』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
milet『Wonderland』歌詞全文
歌手:milet
作詞:milet, Keiichci Hara
作曲:milet
収録 :2nd EP『Wonderland EP』
発売日:2019年5月15日(水)
やがて風は泣き止んだ
さぁ目を覚まし 歩き出せという
道なき道は山を越え
今霧を抜け 雨の向こう
響けよ声を前へ
昇れよ天を割いて
荒れる海を掻き進め
もう一人じゃないんだ、行こう
捨てたものは数知れず
羽は折れ 涙は枯れ
それでも鳥は夢を見る
ひとり群を抜け 果ての果てへ
響けよ声を前へ
昇れよ天を割いて
荒れる海を掻き進め
もう一人じゃないんだ、行こう
ここにしかないんだろう
君の答えは
決まっていたんだろう
生まれた時にきっと
響けよ声を前へ
この息続くまで
やがて風は泣き止んだ
二人声の向こう その先へ行こう
道なき道は山を越え
いま霧を抜け 雨の向こう
『Wonderland』歌詞の意味
milet『Wonderland』の歌詞は、映画『バースデー・ワンダーランド』の主人公アカネの大冒険の様子が表現されています。
そんな大冒険の様子はメロディでも表現されているそうです。静かに曲が始まり、終盤に向かうにつれて徐々に大きく迫力のあるメロディになっていきます。
オーケストラや子どもたちの合唱もふんだんに使われ、壮大なスケールの映画音楽らしい一曲です。
合唱については、子どもたちの澄んだ声の良さを活かすために、あえてmiletの声と被らない部分に入れたとのこと。
細部までこだわり抜かれた一曲になっています。そして、miletの楽曲では珍しい日本語のみの歌詞。
MVがこちら。
映像と歌詞がリンクしている部分も多数あり、観ても聴いても楽しめるMVです。
これが2つ目のシングル作品とは衝撃です。
ちなみに『Wonderland』のメロディは、絵コンテを眺めてすぐに頭の中に浮かんできたとのこと。
凄い。凄すぎる。
歌詞のサビ部分。
響けよ声を前へ
昇れよ天を割いて
荒れる海を掻き進め
もう一人じゃないんだ、行こう
「できっこない!」が口癖で自分に自信が持てない小学生の少女アカネが、大冒険を通して成長していく姿がここに込められているとのこと。
初めは消極的だった主人公アカネが、「行こう!」と前に進む決断をします。
映画のクライマックス、とても良いシーンで流れるんですよね。
強いけど優しい。そんな楽曲に仕上がっています!
milet本人はこんなツイートも。
miletです。
「Wonderland」の先行配信がスタートしました。一粒一粒の音全てがきらきらしています。この曲をつくって本当によかった。ぜひ聴いてください。聴いてほしいです。↓https://t.co/918Ijy2GMv https://t.co/jI4XVElYQc— milet(ミレイ) (@milet_music) April 25, 2019
実はmiletは原恵一監督の大ファンだとのことで、過去には原監督について”誰よりも敬愛するアニメーション監督”とも言っていました。
そんな原監督との共同作品ということで、
『Wonderland』はmiletにとっても忘れられない大切な一曲。
映画を観たことある人はもちろん、ない人も観て聴いて楽しめる楽曲になっているので、是非何度も何度も聴いてみてください!
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