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Aimer(エメ)『March of Time』歌詞【意味&魅力】|時の流れが運ぶ切なくも美しいラブソング

Aimer(エメ)『March of Time』歌詞【意味&魅力】|時の流れが運ぶ切なくも美しいラブソング

Aimer(エメ)『March of Time』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

この曲は、1stベストアルバム『BEST SELECTION“blanc”』13曲目に収録された楽曲

日本航空『只今、JALで移動中。3月の校庭篇』のCMソングとしても起用されました

終わりと始まりの季節である3月を舞台にした、切ないラブソングとなっています

 

Aimer公式Twitterアカウントのツイートから。

 

後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『March of Time』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

Aimer『March of Time』歌詞

楽曲情報

歌手:Aimer
作詞:aimerrhythm
作曲:中野領太
収録:1stベストアルバム『BEST SELECTION“blanc”』
発売日:2017年5月3日(水)

それはいつもの帰り道
ふいに口数減るから
少しだけど不安になる
君のちょっと斜め後ろ
午後の木漏れ日の中で
君だけを見てる

 

I don’t wanna miss your all
瞬きさえ
Every little thing you do
忘れるほど
これがかけがえのない季節だと信じていたい

 

君はただ 夢
隣で笑っていたい
それだけで また世界は七色に変わる
ありふれた恋の詩

 

過ぎてゆく時間の中で 心は三月のまま
大人気なくて不安になる
教室の窓の向こうに
午後の木漏れ日の中に
まだ君を見てる

 

Everyday I miss your all
溜息さえ
Every since I’ve Known you
空回りで
訳もなく空の飛行機雲を追いかけていた

 

それはまだ 夢
瞳に焼きつけたい
触れかけた手は
世界を何度でも変えて包みこんだ
March of Time

 

青すぎる空を見上げて
幼すぎた時間を数えた
もう君のいないこのバス停は
今もあの日のまま

 

君はただ 夢
隣で笑っていたい
それだけで また世界は七色に変わる
色褪せない恋の詩

 

『March of Time』歌詞の意味

この曲のタイトル『March of Time』を和訳すると、“時の経過”という意味

そしてMarchという言葉には”3月”という意味も込められています。

出会いと別れの季節である春。

新しい場所で新しい一歩を踏み出す人と、その一歩を見守り応援する人

離れ離れになった互いの心に寄り添う一曲となっています

たとえ距離が離れていたとしても、誰かの心の中で生き続ける夢や希望

その美しさが描かれた珠玉のバラードソングです

 

公式MVの紹介

こちらがYouTubeで公開されている『March of Time』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

 

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロの歌詞から。

それはいつもの帰り道
ふいに口数減るから
少しだけど不安になる
君のちょっと斜め後ろ
午後の木漏れ日の中で
君だけを見てる

この詩の舞台は、出会いと別れの季節である3月。

主人公は少しの不安を抱えながら、彼と一緒にいつもの帰り道を歩いています

それは彼の口数がいつにも増して少ないから。

静かに歩みを進める彼の後ろで、大きな背中を見つめながら悶々としているのです

彼がどこか遠くに行ってしまいそうな、そんな心持ちになっています

 

続くBメロ部分の歌詞。

I don’t wanna miss your all
瞬きさえ
Every little thing you do
忘れるほど
これがかけがえのない季節だと信じていたい

私はあなたの全てを失いたくない。

瞬き1つさえ見逃したくないほど、大好きな彼を大事に想う気持ちが描かれています

彼と過ごしたこの季節は、何にも代えることのできない大切な時間だったのです

 

そして1番サビの歌詞がこちら。

君はただ 夢
隣で笑っていたい
それだけで また世界は七色に変わる
ありふれた恋の詩

そして今大好きな彼は傍にいない。

夢に向かって新しい道へ、1歩ずつ進み出していったのです

たとえ傍にいなくても、そんな彼の意志は主人公の心の中で輝き続けています。

どんなに遠く離れていても大好きな彼が頑張っている姿は、主人公の希望の光となり自分自身の世界をも輝かせてくれるのです

門出の喜びと別れの寂しさと

出会いと別れの季節はそんな複雑な感情を運んできます

 

 

2番:歌詞の意味

2番冒頭Aメロの歌詞。

過ぎてゆく時間の中で 心は三月のまま
大人気なくて不安になる
教室の窓の向こうに
午後の木漏れ日の中に
まだ君を見てる

大好きな彼と離れ離れになってからというもの、主人公の中で時は止まったまま

中々前に進めずにいる自分に少し不安になりながら、今日も窓の向こうの方に大切な彼の姿を思い浮かべているのです

まるで、近くにいるかのように思えるから。

 

続く2番Bメロ部分がこちら。

Everyday I miss your all
溜息さえ
Every since I’ve Known you
空回りで
訳もなく空の飛行機雲を追いかけていた

遠く離れた彼のことを恋しく想う毎日が続きます。

出会ってから今日までずっと、彼への愛情を失くしたことは1度もないのです

彼が遠くに行ってからはそんな感情が空回りして、意味もなく飛行機雲を眺めてしまう

その先で頑張っている彼を想い、そしてそんな彼に会いたいと願い

 

そして2番サビの歌詞。

それはまだ 夢
瞳に焼きつけたい
触れかけた手は
世界を何度でも変えて包みこんだ
March of Time

彼の夢への挑戦は始まったばかり。

そして今はまだ彼と会うこともできない。

それでも互いに新しい道へ、1歩ずつ進み始めている

主人公の心の中に仕舞われた彼の輝く姿は、どんな寂しさをも紛らわせてくれます

大好きな人が夢に向かって頑張る姿は美しく、自分自身の背中をも押してくれるのです

門出の喜びと別れの寂しさを感じながら、時間だけは刻々と過ぎていく

 

Cメロ部分が続きます。

青すぎる空を見上げて
幼すぎた時間を数えた
もう君のいないこのバス停は
今もあの日のまま

彼と離れ離れになってから幾らかの時間が経ち、今日も青空を見上げてぼんやりと考えます。

あれからどれくらいの時間が過ぎたのだろうか

彼は今どうしているだろうか

環境や状況が変わっていく2人とは対照的に、いつまでも変わらない景色もある

そんな光景にどこか切なさを感じるのです

 

最後はこのフレーズで終わります。

色褪せない恋の詩

どれだけ時が流れても、大好きな彼と過ごした時間はいつまでも色褪せることなく、かけがえのないものとして主人公の心の中で輝き続けていきます

 

 

どれだけ時が経っても色褪せない恋心と彼との思い出。

そんな切なくも美しい情景を歌った、涙必至のバラードソング一曲です

 

ぜひ歌詞の意味に寄り添いながら、この曲『March of Time』を聴いてみてください!

いつの日かの青春を思い出させてくれるかも

 

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『March of Time』収録作品

 

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