緑黄色社会(リョクシャカ)『Mela!』の歌詞とその意味について考察していきます。
メジャーデビュー後初となるフルアルバム『SINGALONG』の3曲目に収録された一曲。
ダリヤ『パルティ カラーリングミルク』のCMソングとしても起用されました。
作詞作曲共に、メンバー全員で制作された楽曲になります。
記事の後半では、この楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
動画解説:『Mela!』歌詞考察してみた
このブログの内容は下記の動画でも解説中!
緑黄色社会『Mela!』歌詞
歌手:緑黄色社会
作詞:長屋晴子, 小林壱誓
作曲:peppe, 穴見真吾
収録:フルアルバム『SINGALONG』
発売日:2020年4月22日(水)
今なんじゃない?
メラメラとたぎれ
眠っているだけの正義
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ
かっこいい君には
僕じゃ頼りないのかなんて
そりゃそうだよな
だって今もこうして迷ってる
手をとってくれないか
ギブとテイクさ
君が僕のヒーローだったように
今なんじゃない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも潜む正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
いったいぜんたい
そんなに荷物を背負いこんでどこへ行くの
ねえねえ待って僕にちょっと預けてみては?
信じてばかりの僕と
信じることが怖い君と
どちらが正しいのかなんて
誰にも分からないさ
僕らだけの世界
ギブとテイクさ
補い合えた暁には同じ夢を見たい
君はかっこいいと苦しめて
ひとりぼっちにさせたのは
少し僕のせいなんだよなごめんね
だけど見るべきはリアルだ
今こそ僕が救けるんだ
抱えないで信じて頼ってほしいんだ
今なんじゃない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも眠る正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
ほっておけない
そんなに荷物を背負い込んでどこへ行くの
ほんのちょっと僕にちょっと預けてみては?
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ
『Mela!』歌詞の意味&楽曲背景
いつも悪者として扱われる僕だって、もしかしたらあいつだって、いつもどこかに”誰かのヒーローになりたい“という思いを持っているはず。
人間の内に秘められた『正義』が表現された楽曲です。
一人一人それぞれが『自分の人生』という物語の主人公なんだと再認識させてくれるような楽曲に仕上がっています。
自分次第で自分の運命は変えられる。
公式MVの紹介
こちらがYouTubeに投稿されている『Mela!』公式MV。
このMVは次世代を担う若手有名クリエイター8人が携わった渾身の作品になっています。
アニメーション作品として描かれた今回の映像の主人公はオオカミ。
いつも悪者として扱われることの多いオオカミが、ヒーローになるために自分自身の運命を自分の手で変えいていく。
そんな物語が描かれた作品です。
たくさんのクリエイターの個性を詰め込んだ作品にすることで、社会の多様性や本質性のようなものも同時に表現しています。
映像作品としてもボリューム満点の1つの完成したコンテンツになっているので、是非チェックしてみてください。
ここからは歌詞解説をしていきます。
MVと楽曲が同時に作品になっているので、映像を見てから歌詞を眺めるとさらに意味の理解が深まるかもしれません。
1番:歌詞の意味
この曲はサビから始まります。
今なんじゃない?
メラメラとたぎれ
眠っているだけの正義
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ
「今なんじゃない?」という問いかけ。
この楽曲の中でも大事なフレーズです。
主人公の心にメラメラと秘められた”正義”の感情。
ただ心に秘めたその正義を、どうやって表現していけば良いのか悩んでいます。
“こんな僕“とあるように、主人公は自分自身を悲観的に捉えているようです。
ヒーローになれるような人間じゃないことは分かってるけど、それでもヒーローになりたい。そんな強い志のようなものが表現されています。
その葛藤が「今なんじゃない?」という一言に詰め込まれているようです。
そしてAメロ部分の歌詞。
かっこいい君には
僕じゃ頼りないのかなんて
そりゃそうだよな
だって今もこうして迷ってる
この曲『Mela!』で描かれているのは全編を通して、ヒーローになりたい主人公が、ヒーローになるチャンスを目の前に葛藤するシーン。
目の前に助けたいと思える人がいるのですが、彼は自分よりもかっこよく自分にとっては憧れのような人間。
そんな彼を目の前に“助けたい”という前向きな感情と、“自分なんかじゃ”という悲観的な感情が渦巻いているようです。
続くBメロ部分。
手をとってくれないか
ギブとテイクさ
君が僕のヒーローだったように
手をとってほしい。
それが主人公の心からの願い。
この手をとってもらえれば、多分自分はヒーローになれる。そして誰かのためになる人生を歩むことができる。そう感じているようです。
“君が僕のヒーローだった”とあるように、昔は主人公が目の前の彼に助けられた経験があるのかもしれません。
あの時助けてくれたように、今度は僕が助ける。
まさにギブ&テイクですよね。
そして改めてサビ部分の歌詞。
今なんじゃない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも潜む正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
いったいぜんたい
そんなに荷物を背負いこんでどこへ行くの
ねえねえ待って僕にちょっと預けてみては?
そして、これまで心の中だけで秘めていた”正義”をついに表現します。
ヒーローになりたい!そんな抑えきれない衝動で、気付いた時には手を差し伸べていたようです。
1枚自分の殻を破った、大切なシーン。
かつて自分にとってのヒーローだった人が、いろんなものを抱え込んで困っている。
「預けてみては?」という表現に、主人公が恐る恐る振り絞った『勇気』のようなものが感じられます。
1番の歌詞では、
ヒーローになりたいと心の中だけで秘めていた感情を、一歩踏み出して外に表現するところまでが描かれていました。
2番:歌詞の意味
まずはAメロ部分から。
信じてばかりの僕と
信じることが怖い君と
どちらが正しいのかなんて
誰にも分からないさ
“信じてばかりの僕“というのは、自分自身がヒーローになれる=目の前の君を助けられると信じる主人公のこと。
そして”信じることが怖い君“というのが、その主人公の言葉を信じることができない彼。
最後の2文には人生哲学のような言葉。
何事もやってみないと分からない、
結果がどうなるかは彼ら自身の思いの強さによるのかもしれません。
しかし、『信じて止まないければ必ず実現できる』というメッセージが暗に込められているようにも思えました。
続くBメロ。
僕らだけの世界
ギブとテイクさ
補い合えた暁には同じ夢を見たい
“僕らだけの世界”というのは、今この瞬間の選択に周りの声は関係ないというようなイメージでしょうか。
主人公の僕と目の前の君が、お互いに信じあえたなら成立する関係であること。
そして、僕が君のヒーローになるからには「責任を持って君と同じものを背負い続けるよ」という覚悟を表現しているように思えます。
そしてサビ前のCメロ部分。
この部分は、主人公が自責の念を表現するかなりエモーショナルなパート。
ここでもう1段階、聴く人を曲の世界観に引き込んでいきます。
君はかっこいいと苦しめて
ひとりぼっちにさせたのは
少し僕のせいなんだよなごめんね
だけど見るべきはリアルだ
今こそ僕が救けるんだ
抱えないで信じて頼ってほしいんだ
前半部分では、目の前の君を苦しめてしまったのは、僕のせいでもあるんだということが表現されています。
「君はかっこいいから僕なんかじゃ力になれないかな」と僕がずっと迷っている間に、君が一人ぼっちになってしまったのかもしれないということ。
そして後半部分では、
「過去がどうだったかではなく、今を見るべきだ」と主人公が自分自身に言い聞かせているようです。
これまで”君がどれだけかっこよかったか”とか、これまで”僕がどれだけ悪役だったか”ではなくて、今この瞬間を生きたい。
そんな力強いメッセージが込められています。
そしてラストのサビ部分の歌詞。
今なんじゃない?
メラメラとたぎる
こんな僕にも眠る正義が
どうしようもない衝動に駆られて
ほら気付けば手を握っている
ほっておけない
そんなに荷物を背負い込んでどこへ行くの
ほんのちょっと僕にちょっと預けてみては?
こんな僕も君のヒーローになりたいのさ
前半部分は1番の歌詞と変わりはないですが、一連のストーリーを通して言葉のニュアンスはかなり変わっているように思えます。
1番の歌詞よりも、自分の心をストレートに表現しているイメージ。
そのことを印象付けるのが”ほっておけない“というフレーズ。
この一言に、主人公の決意と心の変化(前進)がこれでもかというほど詰まっています。
まさにヒーローのような一言ですよね。
この曲『Mela!』は、
自分の行動次第で自分自身の運命は変えられることを教えてくれる楽曲。
そして『今』に焦点を当てて、”ここから未来を作ればいいんだ”と力強く背中を押してくれるような楽曲でもあります。
じっと心の中に閉じ込めているメラメラとした熱い思いがある方、是非『Mela!』を聴いてその思いを形にしてみてください!
きっと新しい道が拓けるはず。
自分の人生の主人公は自分だから。
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