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緑黄色社会『Never Come Back』歌詞【意味&魅力】|男の不器用な恋愛が描かれた一曲(リョクシャカ)

緑黄色社会『Never Come Back』歌詞【意味&魅力】|男の不器用な恋愛が描かれた一曲(リョクシャカ)

緑黄色社会(リョクシャカ)『Never Come Back』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

3rdミニアルバム『溢れた水の行方』の3曲目に収録された一曲です。

この曲はGt.小林とBa.穴見の男性陣が初タッグを組んで制作した楽曲となっています

男の不器用な恋愛をテーマに制作されました

 

緑黄色社会公式インスタグラムに投稿されたオフショット。

 

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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『Never Come Back』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

緑黄色社会『Never Come Back』歌詞

楽曲情報

歌手:緑黄色社会
作詞:小林壱誓
作曲:穴見真吾, 小林壱誓
収録:3rdミニアルバム『溢れた水の行方』
発売日:2018年11月7日(水)

巡り巡ってあなたは
回り回ってわたしに立ち寄った
煌めきはそう続かない

 

探り探ってあなたに
潜り潜ってわたしは彷徨った
煌めきはもう届かない

 

渇いて湧いて
繰り返した涙

 

触れたら壊れてしまうほど
張りつめていた表情

 

優しく抱いて
目まぐるしく変わる
喜怒哀楽

 

いつも ローテーション
どれもが ノンフィクション

 

必ず終わりのあることなら
終わらせてしまえるのに
次へと転がってく ローテーション

 

アルバムに挟んでしまったら
さよならと同じだけ遠くなって
心にはもう帰らない

 

温もりが残っていようとも
悲しみが少しだけハミ出して
それだけでもう帰れない

 

渇いて湧いて
繰り返した涙

 

触れたら壊れてしまうけど
まだ続けていたいと

 

笑顔で泣いて
息苦しく混ざる
喜怒哀楽

 

いつも ローテーション
どれもが ノンフィクション
ゆれる センセーション
あふれて コンフュージョン

 

必ず終わりのあることなら
終わらせてしまえるのに
次へと転がってく ノンフィクション

 

いつもローテーション、ノンフィクション
(巡り巡ってあなたは、回り回ってわたしに、もう届かない)
止まれローテーション、センセーション、もう変えれない
(探り探ってあなたに、潜り潜ってわたしは、もう帰れない、もう変えれない)

 

終わりのあることなら
終わらせてしまえるのに
何故だか止められない ローテーション

 

『Never Come Back』歌詞の意味

この曲『Never Come Back』の主人公は、恋愛において自己中な男の被害にあった女の子

恋愛において問題が起こるとき、大抵の場合は”男が悪い”

そんなことを感じているGt.小林によって、男の情けなさが描かれた作品です。

どこか自己中に考えてしまう。

そして悪いと分かりきっている過ちをも、何度も何度も繰り返してしまう。

そんな最低な男の彼女になってしまった女の子の物語

 

公式音源の紹介

公開されている『Never Come Back』の音源がこちら。

アコギのカッティングにエフェクトをかけたカッコイイ音から始まる一曲

Ba.穴見のこだわりが詰まった楽曲に仕上がっています。

緑黄色社会(リョクシャカ)の楽曲の中でも特段異彩を放つ作品です。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

 

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。

巡り巡ってあなたは
回り回ってわたしに立ち寄った
煌めきはそう続かない

探り探ってあなたに
潜り潜ってわたしは彷徨った
煌めきはもう届かない

前半部分はこの曲のテーマでもある、最低な男について描かれています。

巡り巡って“と”回り回って“というのは、過ちを繰り返しとっかえひっかえ色々な女性と関わってきた男の姿を表したフレーズです。

立ち寄った“という言葉は、今回も主人公の女性の元に軽い気持ちで近づいていることを表しています

後半は男の彼女になってしまった女性について描いた部分。

彼のことを探っていく中で、色々な悲しい事実を知ってしまいます

最初の頃の本気の愛は、もう届かなくなってしまったんです。

 

続くBメロ部分の歌詞。

渇いて湧いて
繰り返した涙

触れたら壊れてしまうほど
張りつめていた表情

優しく抱いて
目まぐるしく変わる
喜怒哀楽

ここは彼女の感情を歌ったパート。

色々な悲しい出来事を通して、たくさん涙を流したり顔が強張ってしまうほど苦しんだりしていたんです

それでも男がたまに見せる優しさに惑わされながら、自分の感情がよくわからなくなってしまっています

何を信じれば良いのか、どの姿が本物なのか分からない状況。

自分本位な男の前で戸惑う女性が描かれています

 

そしてサビ部分がこちら。

いつも ローテーション
どれもが ノンフィクション

必ず終わりのあることなら
終わらせてしまえるのに
次へと転がってく ローテーション

男は自分の行動を悪いことと認識しているんです、それでもまた違う相手に同じ過ちを繰り返してしまう

そんな姿が “ローテーショーン“という言葉で表現されています。

そしてそれは全て事実、ノンフィクションなんです。

自分本位な感情や衝動に終わりが来ることがなく、いつまでも引きずってしまっています

まさに、どうしようもない男の姿が描かれているんです

 

 

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2番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロ部分。

アルバムに挟んでしまったら
さよならと同じだけ遠くなって
心にはもう帰らない

温もりが残っていようとも
悲しみが少しだけハミ出して
それだけでもう帰れない

“アルバムに挟む”というのは過去のこととして捉えるということ。

最初はあんなに本気に思ってくれていたあなたも今じゃ変わってしまったのねという、彼女の悲しみを表した言葉になっています

加えて、どれだけ良い思い出があったとしても嫌なことを少しでもされてしまっては、男への気持ちは中々取り戻せなくなってしまうものなんです

 

続くBメロ部分。

渇いて湧いて
繰り返した涙

触れたら壊れてしまうけど
まだ続けていたいと

笑顔で泣いて
息苦しく混ざる
喜怒哀楽

この部分は1番と同様に、自分本位な男の前で戸惑い感情がよく分からなくなってしまっている女性が描かれています。

少し違っている点は、そんな男であっても心の中でどこかまだ一緒にいたいという気持ちが混じっている点

本当は好きだったのになぜそんな過ちを犯してしまうのか、好きな人であっても悲しくて一緒にいることはできない

そんな怒りのようなものも混じった感情が歌われています。

 

そしてサビ前半部分がこちら。

いつも ローテーション
どれもが ノンフィクション
ゆれる センセーション
あふれて コンフュージョン

困惑する彼女の感情がここでも歌われます。

繰り返し過ちを犯してしまう男に気持ちは揺さぶられ、困惑でいっぱいになってしまう

彼女は振り回されっぱなしなんです。

 

さらにラスサビが続いて終わります。

いつもローテーション、ノンフィクション
(巡り巡ってあなたは、回り回ってわたしに、もう届かない)
止まれローテーション、センセーション、もう変えれない
(探り探ってあなたに、潜り潜ってわたしは、もう帰れない、もう変えれない)

終わりのあることなら
終わらせてしまえるのに
何故だか止められない ローテーション

前半部分はこれまで歌われてきた意味と同様のもの。

そして最後は、この曲のテーマでもある最低な男の言葉で終わります

過ちと分かっている行為を、人を傷つけてしまうと分かっている行為を、本当はやめたいけどやっぱりやめられない

お決まりの儀式のように繰り返してしまうのです

 

 

ぜひ、歌詞の意味を頭に入れた上で『Never Come Back』を聞いてみてください!

聴く人によって様々な感情を楽しめるような楽曲になっています

 

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『Never Come Back』収録CD

 

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