Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE『Theater』歌詞【意味&解釈】|フェーズ1のフィナーレを飾る一曲(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE『Theater』歌詞【意味&解釈】|フェーズ1のフィナーレを飾る一曲(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)『Theater』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

1stベストアルバム『5』のラスト19曲目に収録された一曲

この曲を作詞作曲したボーカルの大森くんは、”心の寂しさを埋めるようにして音楽を発信し始めた”と過去のインタビューで答えていました

そんな大森くんが率いるミセスも気づけばデビュー5周年。

ミセス”フェーズ1″の完結と共に制作されたこの曲は、これまでの歴史を振り返りながらもこの先の新しい挑戦への決意を同時に歌った、祝福に満ちた楽曲となっています

 

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)公式Instagramの投稿から。

 

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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『Theater』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

Mrs. GREEN APPLE『Theater』歌詞

楽曲情報

歌手:Mrs. GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
収録:1stベストアルバム『5』
発売日:2020年7月8日(水)

電車に揺られて
憧れ焦がれて
少年はただ広がる夢を見た

 

目を閉じればもう
澄んだ草原で
少年はただ連なる歴史を見た

 

遥か遠い未来で
僕は空飛ぶ車に乗ってるんだ
いつかはみんなお爺ちゃんお婆ちゃんです
何かしら次に繋いでネンネします

 

砂漠と化したオアシスも
今しか届かない声も
宇宙のパズルは
まだまだ解けない

 

何から話せばいいんでしょう
月日なら教えられるけど
単位が違うな

 

遥か遠い未来で
君は自転を無視したブランコを漕ぐ
天の河で水遊びをした
次の日は風邪を引いたからネンネします

 

振り向けばそこにはただ
歩いてきた道と花の園
語り継がれる愛はまた
白く眩しく温かい場所

 

流れゆく映像はまた
安らぎ達の待ち合わせ場所
流れゆく時代の中で
出逢えた事が名シーンだと

 

遥か遠い未来で
僕は空飛ぶ車に乗ってるんだ
いつかはみんなお爺ちゃんお婆ちゃんです
何かしら次に繋いで手を取り合う

 

いつか近い将来で
人は温もりと共に歌うんだ

 

今も誰かがあなたを待ってるんだ

 

『Theater』歌詞の意味

この曲『Theaterはデビュー5周年の節目に制作され、Mrs. GREEN APPLEにおける”フェーズ1″のフィナーレを飾る楽曲

楽曲後半では、ミセスを支えてきた様々なスタッフもコーラスに参加しており、これまでの沢山の出会いへの感謝が表現されています

そして過去への感謝にとどまることなく、変化する時代の中でもこの先の未来を切り拓いて行くんだという強い決意のメッセージも込められているようです

新しい始まりへの希望を感じられるような、雄大な楽曲となっています。

公式MVの紹介

こちらがYouTubeに投稿されている『Theater』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。

電車に揺られて
憧れ焦がれて
少年はただ広がる夢を見た

この曲の主人公はきっとこの曲を作詞作曲したVo.大森くん自身

小さな少年だった彼は胸一杯の大きな夢を抱えて、とある電車に乗り込んだのです

その電車が向かう先に憧れの舞台があると信じて。

 

続く1番Bメロの歌詞。

目を閉じればもう
澄んだ草原で
少年はただ連なる歴史を見た

そして気づけば、ミセスはデビューから5周年の節目の年を迎えました。

目の前には澄んだ草原のように広大で美しい景色が広がり、後ろを振り向くと数々の大切な歴史が刻まれていたのです

かけがえのないその物語は、長い様で一瞬の出来事のように感じられたのかもしれません

 

そして1番サビの歌詞がこちら。

遥か遠い未来で
僕は空飛ぶ車に乗ってるんだ
いつかはみんなお爺ちゃんお婆ちゃんです
何かしら次に繋いでネンネします

遥か遠い未来では空飛ぶ車に乗っているんだと。

これから先はもっとワクワクするような未来を創っていくんだという、主人公の強い決意が感じられます

とは言え主人公である大森は、おそらくいつかは皆お爺ちゃんやお婆ちゃんになる日がやってくるということも理解しているのでしょう。

そのときは、それまでに刻んできた歴史を何かしらの形で次に繋いでいきたい

そうしてミセスがネンネ(引退)するときもいつかは来るんだと言っているのです

まさにこの曲が制作されたのも、ミセスがフェーズ1からフェース2へと進んでいこうとするタイミングでした。

この曲『Theater』は、ミセスから大切なファンの皆へのメッセージでもあるのでしょう

 

 

2番:歌詞の意味

2番Aメロの歌詞から。

砂漠と化したオアシスも
今しか届かない声も
宇宙のパズルは
まだまだ解けない

大切なオアシスが砂漠になってしまったり、今しか届けられない言葉があったり。

何故そうなってしまうのかが分からない不思議な現象が、この世界には沢山あります

私たちが住むこの地球、そしてその地球が存在する宇宙にはまだ見ぬ未知の世界が無限に存在するのです

ミセスからファンの皆へ、そんな未知の世界への挑戦をこれからも続けていくんだというメッセージが込められているのかもしれません

 

続く2番Bメロの歌詞。

何から話せばいいんでしょう
月日なら教えられるけど
単位が違うな

振り返れば数々のエピソード積み上げられていたミセスの歴史。

その歴史は深く濃いものであり、軽くまとめて話せるほど単純なものではないのでしょう

酸いも甘いもその言葉にできないその道のりこそが、ファンとミセスが共有してきた大切な大切な財産なのです

 

そして2番サビの歌詞がこちら。

遥か遠い未来で
君は自転を無視したブランコを漕ぐ
天の河で水遊びをした
次の日は風邪を引いたからネンネします

ブランコというのは通常、ある1辺を軸にしてその周りを回転する遊具ですが、ここでは自転を無視したブランコを漕ぐと歌われています。

通常であればその回転軸の周りをぐるぐると回るだけのブランコも、その回転軸がなくなってしまえばどこまでも遠くまで移動出来るようになる

そしてそんなブランコなど今この世界にはありません

つまり1番サビの歌詞と同様、これから先はもっとワクワクするような未来を創っていくんだという、主人公の強い決意が歌われています

天の河から連想されるのは七夕の日である7月7日であり、その次の日は7月8日。

そして7月8日はどんな日かと言うと、ミセスがフェーズ1の完結と活動休止を表明した日にちになります。

風を引いたからネンネという言葉には、私たちは一度活動休止をしますよという意味が込められているのです

 

その後Cメロの歌詞が続きます。

まずは前半部分から。

振り向けばそこにはただ
歩いてきた道と花の園
語り継がれる愛はまた
白く眩しく温かい場所

デビューから5年経った今ふと後ろを振り返ってみると、これまで歩いてきた道のりや、その周りに広がる色とりどりの花の園が見えてくる。

それはどこまでも美しく、何にも変えることの出来ないかけがえのない宝物

まさにそれはミセスが創り上げてきた『楽園』のような世界であり、フェーズ1の集大成となったアリーナツアー名『エデンの園』にも繋がるのです

そしてミセスは、これからまた新しい”愛”の物語を作っていく。

その物語の向かう先は白く眩しい希望の光が差し込む場所であり、温かく優しさが溢れる場所なのでしょう

そんな世界こそが、ミセスの目指している世界なのかもしれません

 

そして後半部分がこちら。

流れゆく映像はまた
安らぎ達の待ち合わせ場所
流れゆく時代の中で
出逢えた事が名シーンだと

流れゆく映像とは、これまでミセスが歩んできた様々な道のりと創り上げてきた歴史を表す言葉

その思い出全ては、振り返れば安らぎを与えてくれるかけがえのない大切なものなのです。

流れ行く時代の中で走り続けてきたミセス。

その道のりには、嬉しいことや楽しいことだけではなく、辛いことや苦しいこともたくさんあったでしょう

しかし、その全てが今のミセスを創り上げてくれた大切な歴史であり、その全てが大切な名シーンとして心に刻まれているのです

 

最後はラスサビの歌詞で終わります。

まずは前半部分から。

遥か遠い未来で
僕は空飛ぶ車に乗ってるんだ
いつかはみんなお爺ちゃんお婆ちゃんです
何かしら次に繋いで手を取り合う

ここでは1番サビと似た歌詞が歌われます。

遥か遠い未来では空飛ぶ車に乗っているんだと。

これから先はもっとワクワクするような未来を創っていくんだという、主人公の強い決意

そして、いつかはそれまでに刻んできた歴史を何かしらの形で次に繋いでいきたい

そうやって時を超えて、沢山の人たちと手を取り合って生きていきたいんだと

 

続くラスサビ後半部分の歌詞。

いつか近い将来で
人は温もりと共に歌うんだ

今も誰かがあなたを待ってるんだ

“フェーズ1″を完結したミセスは、早くも近い将来”フェーズ2″に向けて動き出す。

そしてその時はまた、沢山の人の温もりの中で”愛”の歌を歌いたいんだと

今も誰かがミセスの活動再開を願っているし、そしてそう願ってくれている人を待っている誰かもきっと何処かにいるはずです

そうやってこの世界は、
人と人との繋がりとそこから生まれる温もりに生かされているのでしょう

そんな素晴らしい世界でのファンとの再開を誓う歌であり、この曲『Theater』はミセスから大切なファンの皆へのメッセージソングでもあるのでしょう

 

 

ぜひ歌詞の意味を心に焼き付けながら『Theater』を聴いてみて下さい!

楽曲と共に、ミセスの歴史を振り返ることが出来るような一曲となっています

 

『Theater』収録作品の購入はこちらから!

 

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