緑黄色社会(リョクシャカ)『Brand New World』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
メジャーデビュー後初となるフルアルバム『SINGALONG』の11曲目に収録された一曲。
離れていても音楽を通じていつも繋がっているんだというメッセージが込められた、ファンと緑黄色社会(リョクシャカ)との約束の曲となっています。
この曲はGt.小林が作詞作曲を手がけた楽曲です。
緑黄色社会公式インスタグラムに投稿された『Brand New World』のセルフライナーノーツ。
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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『Brand New World』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
緑黄色社会『Brand New World』歌詞
歌手:緑黄色社会
作詞:小林壱誓
作曲:小林壱誓
収録:フルアルバム『SINGALONG』
発売日:2020年4月22日(水)
この場所で僕たちは出会った
それぞれの痛みや涙を溶かし合うために
さぁカラダを揺らして
誰にも負けない声を轟かせるのさ
全ていまは投げ出そう
(Brand new world)
足並みなんて揃わなくても
構わないから
(Brand new world)
顔色なんて伺ってても
仕方ないのさ
(Brand new world)
君がここにいれば
(Brand new world)
僕もそこにいるよ
ずっと胸の中にある
それでも時々わかんなくなる
信じていいかな
今だけはいいよな
踏み出すのが早い方が勝ちね
(Brand new world)
耳を澄ませ
始まりの歌が聴こえてきた
(Brand new world)
もう大丈夫だね
新しい光が見えた
(Brand new world)
君はここにいるよ
(Brand new world)
僕もそこにいるよ
いつもそこにいると信じてよ
この場所で僕たちはさよなら
それぞれの笑顔が
いつでも思い出せるように
さぁ振り返らないで
何があろうとも僕らは
繋がっているから
せめて今は駆け出そう
『Brand New World』歌詞の意味&魅力
この曲『Brand New World』はGt.小林が野外フェスを想像して制作した一曲です。
タイトルになっている”Brand new world“という言葉は、和訳すると”まったく新しい世界“という意味。
ファンとリョクシャカメンバーが創り出す新しい世界。
ファンと共に過ごすライブの時間はすぐに過ぎ去ってしまうけど、音楽を通してずっと繋がっている感覚、そんな感情が素直に表現された楽曲となっています。
いつまでも心に残り続ける音や映像って素晴らしい。
お互いの繋がりを確かめ合える様な楽曲に仕上がっています。
公式音源の紹介
『Brand New World』はMVなどの音源が公開されていないので、フルアルバム『SINGALONG』の全曲Trailerを掲載しておきます。
ケルト音楽の様な雰囲気が感じられる一曲になっている『Brand New World』。
ポピュラー音楽では当たり前の様に用いられるスネアドラムが使用されておらず、独特な音編成になっています。
海辺のドライブにぴったりな楽曲です。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
まずは冒頭部分の歌詞から。
この場所で僕たちは出会った
それぞれの痛みや涙を溶かし合うために
さぁカラダを揺らして
誰にも負けない声を轟かせるのさ
全ていまは投げ出そう
“この場所“というのはライブ会場のこと。
ライブ会場で出会った緑黄色社会(リョクシャカ)メンバーやファンの人たちのことを歌っています。
ライブ会場に集まる人は、一人一人が色々な思いを抱えて足を運んでいます。
痛みや涙、日々抱える色々な感情を思い思いに表現する場所、それがライブ会場なんです。
その空間で一緒にカラダを揺らして盛り上がる一体感。
全てを投げ出して、ライブという短い時間を楽しむ。
そんな躍動感溢れる情景と、ファンとリョクシャカの出会いをここで歌っています。
続くサビの歌詞部分がこちら。
(Brand new world)
足並みなんて揃わなくても
構わないから
(Brand new world)
顔色なんて伺ってても
仕方ないのさ
(Brand new world)
君がここにいれば
(Brand new world)
僕もそこにいるよ
前半部分は、一人一人が思い思いに楽しめばいいんだということを伝えています。
足並みを無理に揃える必要もなければ、お互いの顔色を伺う必要もないんです。
それぞれが自由に自己表現をすればいい。
そしてそれはライブ会場だけの話じゃないよということ。
ライブが終わって離れ離れになったとしても、心に残った音や映像がずっと自分たちを繋ぎ続けてくれます。
ここで歌われている”君“というのがライブに足を運んでくれたファンのことを表し、”僕“というのが緑黄色社会(リョクシャカ)バンドのことです。
ファンとメンバーが繋がりを確かめ合う大切な歌詞になっています。
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2番:歌詞の意味
2番サビ前部分の歌詞。
ずっと胸の中にある
それでも時々わかんなくなる
信じていいかな
今だけはいいよな
踏み出すのが早い方が勝ちね
このパートは信じる気持ちの中にある、拭きれない少しの不安を描いています。
時間を共有していなくても、ずっと繋がっていると信じているけれど、それでも時々不安になってしまうんですよね。
ライブ中の今だけでも、そう信じていいよね?というファンに対する語りかけとなっています。
いつまでもグズグズはしていられないから、あとは互いを信じて進むだけ。
そう自分に言い聞かせている様です。
そしてサビ部分の歌詞へ。
(Brand new world)
耳を澄ませ
始まりの歌が聴こえてきた
(Brand new world)
もう大丈夫だね
新しい光が見えた
(Brand new world)
君はここにいるよ
(Brand new world)
僕もそこにいるよ
いつもそこにいると信じてよ
“始まりの歌が聴こえてきた“というのは、ファンと緑黄色社会(リョクシャカ)メンバーが互いに信じあえた時、全く新しい世界が見えてくるということ。
そしてこの”始まりの歌”というのは緑黄色社会の別楽曲の名前でもあります。
その歌が聴こえてくればもう大丈夫。
これからはより強く繋がれるんです。
後半の歌詞では、
時間を共にしていなくても繋がっているんだということを再確認しています。
そしてファンの人たちに向けて、”信じてほしい”というメッセージを届けています。
ラストはこの歌詞で終わります。
この場所で僕たちはさよなら
それぞれの笑顔が
いつでも思い出せるように
さぁ振り返らないで
何があろうとも僕らは
繋がっているから
せめて今は駆け出そう
“この場所で僕たちはさよなら“というのは、ライブが終われば物理的には一度離れ離れになってしまうということ。
それでもこの楽しかった空間や一人一人の笑顔、そして観たり聴いたりした音も映像もずっと記憶に残り続けるんです。
ずっと心で繋がり続けるんです。
だから振り返る必要もなく、“それぞれが前を観て進み続ければいいんだ”というメッセージが込められています。
ファンとの固い繋がりを約束した楽曲『Brand New World』。
緑黄色社会(リョクシャカ)ファンはもちろん、そうでない人もそれぞれの想う人を想像して、歌詞の意味を胸に刻みたい一曲です。
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