Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE『春愁』歌詞【意味&解釈】|憂いや嬉しさや寂しさが交錯する卒業ソング(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE『春愁』歌詞【意味&解釈】|憂いや嬉しさや寂しさが交錯する卒業ソング(ミセス)

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)『春愁』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

6thシングル『Love me, Love you』のラスト3曲目に収録された楽曲です

この曲は、作詞作曲を手掛けたボーカルの大森が高校の卒業式の翌日に書き上げた一曲

上手く人間関係を築くことが出来ず、充実していたとは言い難いような3年間を過ごしたけれど、思い出を捨て去りたいとは思えない。

むしろ振り返ってみれば、大切でいつまでも忘れたくない日々だったことに気づくのです

卒業をただ手放しに喜ぶだけではない、様々な交錯した感情が描かれた卒業ソング

 

Mrs. GREEN APPLE(ミセス)公式Instagramの投稿から。

 

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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『春愁』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

Mrs. GREEN APPLE『春愁』歌詞

楽曲情報

歌手:Mrs. GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
収録:6thシングル『Love me, Love you』
発売日:2018年2月14日(水)

「早いものね」と心が囁いた
言われてみれば「うん、早かった。」
また昨日と同じ今日を過ごした
そんなことばっか繰り返してた

 

「憧れ」「理想」と たまに喧嘩をした
どうしても仲良くなれなかった
青さのカケラが行き交うが
やっぱり摘み取ることは出来なかった

 

大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ

 

明日が晴れるなら それでいいや
明日が来たるのなら それでいいや
あなたが笑うなら なんでもいいや
世界は変わりゆくけど それだけでいいや

 

「ありがたいね」と心が囁いた
言わずとも ちゃんと解っていた
また昨日と同じ今日を過ごした
そんなことばっかり思ってた

 

「涙」や「笑い」も少なかったりした
実はそんなこともなかった
春が息吹く 桜の花も舞いはせず
ただ陽に照らされていた

 

大嫌いだ
今日が大嫌いだ
昨日も大嫌いだ
明日が大好きだ

 

いつか いつか 見つけてくれるのなら
いつか いつか 大切に思えるなら
あなたが生きてさえいれば なんでもいいや
わたしが生きてるなら それでいいや
それがいいや

 

大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ

 

『春愁』歌詞の意味&魅力

この曲のタイトル『春愁』には、
春の日の、何となく悩ましく感ずる物思い“という意味があります

“春”という晴れやかで清々しい季節でありながら、過去を振り返ってみると同時に憂いのような気持ちが沸き起こる

卒業シーズンのそんな心情が歌われているのです。

公式HPで公開されいている大森の『春愁』についてのコメント全文を紹介しておきます。

「この曲は、高校3年の卒業式の次の日に作った曲だ。高校卒業は自分にとって思い入れがある。音楽がやりたい、そのために時間がほしくて普通高校ではなく通信の学校を選んだから青春を謳歌したわけでもなく一般の高校生とは全然違った生活をしていたけれど、その憂いや嬉しさや寂しさやすべてを曲にとどめておこうと思った。自分にとって、『思い出なんかできるわけない』と思っていた高校生活だったのに学校で写真をとったり友達と一緒に話したことがとても愛おしく、忘れたくないって思って作った曲。小学校も中学校も入学は楽しみだったけど、高校の入学は待ち遠しくはなかったし卒業式にそんな高校生活について明るい「陽」の気持ちはなかったはずだった。それなのになぜかぐっときて書かずにはいられなかった。春の時期に出したいと思ってずっと持っていた曲で、今回シングルに入れられたのはとても嬉しいし、学生のみんなに聞いて欲しいと思う。」

 

公式MVの紹介

こちらがYouTubeに投稿されている『春愁』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

1番:歌詞の意味

まずは1番Aメロ前半の歌詞から。

「早いものね」と心が囁いた
言われてみれば「うん、早かった。」
また昨日と同じ今日を過ごした
そんなことばっか繰り返してた

つい最近入学したように思える高校も、気づけば3年の時が過ぎ卒業の日を迎えました。

そんなに時の早さを感じていたわけでは無いけれど「過ぎ去ってみれば早いものだったな」と、どこか懐かしさや寂しさが押し寄せてくるのでしょう

振り返ってみれば昨日と同じ今日を過ごすように、似たような毎日を繰り返すばかりの日々だったのかもしれません

ここからは、主人公である大森が高校時代を振り返るように歌詞が展開されていきます

 

Aメロ後半部分の歌詞。

「憧れ」「理想」と たまに喧嘩をした
どうしても仲良くなれなかった
青さのカケラが行き交うが
やっぱり摘み取ることは出来なかった

ここで登場する”憧れ”と”理想”という言葉。

この曲の主人公である大森の”それ”は、たくさんの友達に囲まれながら仲良く楽しい日々を送ることだったのでしょう

しかしそんな”憧れ”や”理想”が叶うことはなく、どうしても人と上手く関わることが出来なかったのです

そんな状態が、
“喧嘩をした”という言葉や”仲良くなれなかった”という言葉で表現されています。

思い描いていた、いわゆる『青春』と呼ばれる日々を過ごすことは出来なかったのです

 

続く1番Bメロの歌詞。

大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ

繰り返し歌われる”大嫌いだ”という言葉。

どうしても上手く人間関係を築くことができない大森からすれば、人は大嫌いだし友達すら煩わしい存在だとも思えてくるのです

それでも最後は”本当は大好きだ”と歌われます

本当は心のどこかで、もっと人と上手く関われる人間でありたかったと、友達と楽しい時間を過ごしたかったと思っていたから

 

そして1番サビの歌詞がこちら。

明日が晴れるなら それでいいや
明日が来たるのなら それでいいや
あなたが笑うなら なんでもいいや
世界は変わりゆくけど それだけでいいや

過ぎ去った日々を振り返れば、色々と思うことや込み上げてくるものはあるけれど、なんともない日常を過ごすのもそれはそれで悪くはなかったかもなと思うのです。

明日が晴れればそれだけでいいじゃないかと。

ちゃんと今日を生き抜いただけで素晴らしいことじゃないかと

そして”大切にしたいと思える貴方”が笑顔なら、それだけで十分じゃないかと

時間は刻々と過ぎていき周りの世界は絶えず変わりゆくけど、そんな中でもしっかりと立っていることだけで尊いことなのだと自分自身を励まします

理想通りに生きられていない自分に対して負い目を感じている全ての人へ送る、大森からの優しいメッセージでもあるのかもしれません

 

 

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2番:歌詞の意味

2番Aメロ前半の歌詞から。

「ありがたいね」と心が囁いた
言わずとも ちゃんと解っていた
また昨日と同じ今日を過ごした
そんなことばっかり思ってた

ここで歌われる「ありがたいね」とは、人と上手に関係性を築くことが出来ない主人公であっても卒業式を迎えることが出来たことに対する、感謝の言葉なのでしょう

一人ぼっちな自分をそっと見守ってくれていた家族の存在や、そっと1人にしてくれていたクラスメイトの存在にもしっかりと気づいているのです

それ無しでは卒業なんて出来なかった。

代わり映えのない日々を過ごしていたことに変わりはないけれど、自分は沢山の人に支えられて生きてるのだなと、しみじみと感じているのかもしれません

 

そしてAメロ後半部分の歌詞。

「涙」や「笑い」も少なかったりした
実はそんなこともなかった
春が息吹く 桜の花も舞いはせず
ただ陽に照らされていた

友達と笑い合ったり涙を流したり、そんな理想的な青春は送れなかったなと思っていたけれど、振り返ってみれば意外とそんなこともなかったかもしれないと感じるのです。

周りから見れば大したことではないかもしれないけれど、自分なりの笑いや涙にはたくさん出会えたんじゃないかなと

通信制の高校に通っていたという主人公の大森は、春に舞う桜の花を見ることはありませんでしたが、この3年間の日々はいつまでも大切な思い出になるような気がしたのでしょう

2度と戻ることはない、大切な思い出の1ページであることには変わりないのです

 

続く2番Bメロの歌詞。

大嫌いだ
今日が大嫌いだ
昨日も大嫌いだ
明日が大好きだ

何となく迎えた今日が大嫌い。

そして退屈だった昨日も大嫌い。

しかし、明日こそは何か良いことがあるかもしれないと少し期待をする

だから”明日”だけは大好きなのです

 

そして2番サビの歌詞がこちら。

いつか いつか 見つけてくれるのなら
いつか いつか 大切に思えるなら
あなたが生きてさえいれば なんでもいいや
わたしが生きてるなら それでいいや
それがいいや

いつか自分が心から大切に思える人と出会えるならそれでいい。

そしてそうやって想い合える貴方と私が生きているだけで十分なんだと歌います

生きているだけで尊いことなんだと。

多くは望まないから、大切な人との”愛”を育んでいける人生を生きたい

この先にその願いが叶うのであれば、これまで過ごしてきた代わり映えのない毎日も報われる気がしているのでしょう

 

最後はこのフレーズで終わります。

大嫌いだ
人が大嫌いだ
友達も大嫌いだ
本当は大好きだ

1番Bメロ部分と同様の歌詞の繰り返し。

人と上手く関係性を築くことができない大森は、やっぱり人と関わるのは苦手で大嫌いなんだと歌います

しかし本当は心のどこかで、もっと人と上手く関われる人間でありたかったと願っている

その願いが叶うのであれば、どんなに楽しかっただろうかと考えてしまうのです。

だから本当は人のことが大好きなんだと

切なく寂しい歌詞の中にも、どこか温かく明るい未来も見えるような楽曲となっています

 

 

ぜひ歌詞の意味をじっくりと心に響かせながら、この曲『春愁』を聴いてみて下さい!

自分自身の青春の日々がうっすらと思い出されるかもしれません

 

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『春愁』収録作品の紹介

 

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