Aimer(エメ)『everlasting snow』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
12thシングル『茜さす/everlasting snow』の2曲目に収録された楽曲。
この曲は、テレビ『ひるおび!』2016年12月度のエンディングテーマとしても起用されました。
冬の雪景色を鮮明に思い出させる、心温まる珠玉のバラード作品となっています。
Aimerの公式Twitterに投稿されたツイートから。
「blanc」収録
12 everlasting snowきのう紹介した
「雪の降る街」から4年以上経って、
去年リリースしたのがこの曲です。寒い冬に、暖かいものを感じてほしいと
思って詞を書いたのは
この曲が初めて。https://t.co/r7L8VVuzvT pic.twitter.com/ePHK2hwxNm— Aimer&staff (@Aimer_and_staff) April 30, 2017
後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『everlasting snow』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
Aimer『everlasting snow』歌詞
歌手:Aimer
作詞:aimerrhythm
作曲:林奈津美
収録:12thシングル『茜さす/everlasting snow』
発売日:2016年11月16日(水)
It’s just arrived
今夜 奇跡は 空から舞い降りて
ひとりぼっちの肩で羽を休めて
こう呟いた
“better not cry”
誰もがみんな 足早に過ぎ去ってく
白い吐息越し見た街は
どこか愛しく見えた
やがて 大切な誰かを傷つけた事
愛しい誰かがそばにいない事の孤独や
悲しい思い出
優しく包み込んでゆく
Everlasting snow
冬の奇跡 今年も街を白く染めて
祈りというキャンドル
誰もが胸に小さな灯りをともす
It’s just bright
みんな 季節を愛しく思うほど
色づいてく街に 鐘は響いて
想いをのせた
“better not pout”
はしゃいだ夢は 足跡を残してく
赤いリボンをそえた
それはきっと 願いの形
そして 変わらない月日が過ぎ去った事
描いた何かに躓いて泣いた昨日も
愛しく思えて
優しく包み込んでゆく
The everlasting now
夜空見上げ 傷つけあった時を止めて
一人じゃないよって 誰かがそばで
小さな奇跡をおこす
ありふれた景色消して 雪は降る
世界が幸せであれと願う様に
恋人は歌う 夜の街で
Let it snow… Happy holiday!
Everlasting snow
冬の奇跡 世界を今日も白く染めて
祈りというキャンドル
誰もが胸に小さな灯りをともす
『everlasting snow』歌詞の意味&魅力
楽曲タイトル『everlasting snow』を和訳すると、“永遠に降り続ける雪”という意味になります。
この曲で歌われる“雪”というのは、明るく前向きなものの象徴として描かれています。
寒く人肌恋しい季節である冬。
寂しさを感じさせる冬。
そんな季節に舞う雪は孤独をも包み込み、暖かささえ与えてくれるものなのです。
公式MVの紹介
こちらがYouTubeで公開されている『everlasting snow』公式MV。
今回のMVは全編アニメーション作品として制作されました。
冬のある日の物語を描いた映像作品となっています。
曲の主人公にスポットライトを当てた心温まるMV作品です。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
冒頭Aメロ部分の歌詞から。
It’s just arrived
今夜 奇跡は 空から舞い降りて
ひとりぼっちの肩で羽を休めて
こう呟いた
“better not cry”
誰もがみんな 足早に過ぎ去ってく
白い吐息越し見た街は
どこか愛しく見えた
“空から舞い降りた奇跡”というのは“雪”を表した言葉。
寂しさを抱えひとりぼっちで立っている主人公の肩に、そっと雪が舞い降りてきたのです。
そしてその雪は「泣かないで」と呟きます。
立ち止まっている主人公とは対称的に、周りの人たちは足早にどこかえ消えていく。
そんな冬の光景にどこか愛しさを感じると同時に、切なさも感じているのです。
続くBメロ部分の歌詞がこちら。
やがて 大切な誰かを傷つけた事
愛しい誰かがそばにいない事の孤独や
悲しい思い出
優しく包み込んでゆく
空から舞い降りる雪は、次第に主人公の心の傷を癒していきます。
いつの日か大切な人を傷つけてしまったことで抱えた負い目。
本気で愛し合える誰かが傍にいないことで感じる孤独。
雪が1つ1つの苦しみや悲しみを優しく包み込み、暖かい気持ちにさせてくれるのです。
そしてサビの歌詞。
Everlasting snow
冬の奇跡 今年も街を白く染めて
祈りというキャンドル
誰もが胸に小さな灯りをともす
舞い降りる雪は冷え切った心に暖かい明かりを灯してくれる。
それは未来への希望の明かりであり、冬の奇跡なのです。
この雪がいつまでも永遠に降り続いてくれればいいのにと、主人公は願います。
とうとう、12th single「茜さす/everlasting snow」リリースもあさって。あした手に入れてくださるみなさんもいるかな? うれしいです。
今年、北海道で、雪に染まった紅葉が現実になったと聞きました。見てみたかった! pic.twitter.com/fxaXSRqKDr— Aimer&staff (@Aimer_and_staff) November 14, 2016
2番:歌詞の意味
まずは2番Aメロの歌詞から。
It’s just bright
みんな 季節を愛しく思うほど
色づいてく街に 鐘は響いて
想いをのせた
“better not pout”
はしゃいだ夢は 足跡を残してく
赤いリボンをそえた
それはきっと 願いの形
舞い降りる雪が輝きを与える冬。
愛おしいほど美しいその光景に心奪われ、皆その白い雪景色の中にそれぞれの願いを込めるのです。
そしてその雪は人々に「膨れっ面にならない方がいい」と伝えます。
人々を笑顔にする雪には、願いをも叶える不思議な力が宿っているのかもしれません。
続く2番Bメロの歌詞がこちら。
そして 変わらない月日が過ぎ去った事
描いた何かに躓いて泣いた昨日も
愛しく思えて
優しく包み込んでゆく
これまで変わりたくても変われない日々を過ごしてきた主人公。
そんな自分を責めてしまったり、思うようにいかずに何度も涙したり。
舞い降りる雪は、これまでの苦しかった日々をも愛しく思わせてくれるような、大きな優しさで包み込んでくれるのです。
雪は主人公の心の傷を少しずつ、少しずつ癒していきます。
そして2番サビの歌詞。
The everlasting now
夜空見上げ 傷つけあった時を止めて
一人じゃないよって 誰かがそばで
小さな奇跡をおこす
雪に包まれる心温まる時間は永遠に。
そんな願いとともに夜空を見上げ、奇跡のような時間を過ごすのです。
まるでこれまでの苦しみや悲しみが嘘であったかのように。
この後はCメロが続きます。
ありふれた景色消して 雪は降る
世界が幸せであれと願う様に
恋人は歌う 夜の街で
Let it snow… Happy holiday!
冬の日に舞い降りる雪は、日常のありふれた景色を特別な光景に塗り替えます。
世界が幸せであれと願うように、この世界に生きる人たちの心を明るく照らすように。
大切な人と過ごす冬の夜、そんなかけがえのない時間に彩を与えてくれるのです。
雪と共に素敵な休日になりますようにと、まるで天が与えたプレゼントであるかのように。
最後はラスサビのこの歌詞。
Everlasting snow
冬の奇跡 世界を今日も白く染めて
祈りというキャンドル
誰もが胸に小さな灯りをともす
永遠に降り続ける雪。
それは冬にやってくる奇跡のような時間。
その雪はありふれた街の景色を白く染め、街ゆく人の心に希望の光を灯すのです。
傷ついた心を優しく包み込む。
冬が待ち遠しくなるような楽曲。
ぜひ歌詞の意味をじっくりと味わいながら、この曲『everlasting snow』を聴いてみてください!
孤独を感じる冬の夜に、優しい温もりを届けてくれるはずです。
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『everlasting snow』収録作
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