Mrs. GREEN APPLE(ミセス)『ProPose』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
この曲は、4thオリジナルアルバム『Attitude』の6曲目に収録された楽曲です。
気づけば君に恋をしていた。
突如として沸き起こってきたその感情は、一瞬にして主人公の頭の中をゴチャゴチャにかき乱していきます。
そんな中で戸惑いを隠せずにいる主人公の姿が描かれていくのです。
また、プログラミングされた電子音で作られたメロディが特徴的な一曲にもなっています。
Mrs. GREEN APPLE(ミセス)公式Instagramの投稿から。
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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『ProPose』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
Mrs. GREEN APPLE『ProPose』歌詞
歌手:Mrs. GREEN APPLE
作詞:大森元貴
作曲:大森元貴
収録:4thアルバム『Attitude』
発売日:2019年10月2日(水)
枯れては散ってゆく花が在る
見向けない君には華が無い
愚かにも人はそれ故に
空っぽ同士で群れたがる
それでも なんで
僕はなんで
君にいつしか恋をしてる?
それでも なんで
僕はなんで
思いを告げれず
告げれずに居る
慣れてはいけない「好き」が在る
慣れれない僕には隙が無い
哀れにも今日はそれ故に
空っぽになりたい僕が居る
考えすぎだと笑われる
笑ってた人に笑われる
僕に必要な君が居る
君に必要な僕は居るの?
ならばさ なんで
君はなんで
僕の心に触れたりしたの?
誑かされて
誑かして
本当の想いを見失う
それでも なんで
それでも なんで
僕はなんで
君にいつしか恋をしてる?
それでも なんで
僕はなんで
思いを告げれず
告げれずに居る
ならばさ なんで
君はなんで
僕の心に触れたりしたの?
誑かされて
誑かして
独りで寂しい僕が居る
『ProPose』歌詞の意味
この曲『ProPose』は、自分の中に突如現れた恋心に葛藤を抱える主人公の姿が描かれています。
君のことを好きになるなんて思っても居なかった。
むしろ君には華が無いとすら感じていたのに、気づけば君に恋をしていた。
どうして君のことを好きになったのだろう?
そもそも僕は本当に君のことが好きなのだろうか?
たとえ僕が君を必要としていたとしても、果たして君は僕を必要としているのだろうか?
突然の感情に戸惑う主人公は、そうやって何度も自問自答し自分を見失っていくのです。
公式音源の紹介
こちらがiTunesで公開されている『ProPose』公式音源。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。
枯れては散ってゆく花が在る
見向けない君には華が無い
愚かにも人はそれ故に
空っぽ同士で群れたがる
“枯れては散ってゆく花”という言葉、それは出会っては別れてを繰り返す人間たち、そして魅力的に感じられるときがあれば無機質に感じられるときもある人間たちのことを表しているのでしょう。
そして今目の前にいる君に主人公は魅力を感じていない、それは即ち君には華が無いんだという判断を下してしまいます。
そんな君にもまたいつか花が咲く日が来るはずなのに、愚かにもその日その時の一面で人のことを判断してしまうのです。
そうして蓋を開けてみると、結局人間は空っぽな人同士で群れているのだと。
この曲の主人公もその内の1人なのでしょう。
そして1番サビの歌詞がこちら。
それでも なんで
僕はなんで
君にいつしか恋をしてる?
それでも なんで
僕はなんで
思いを告げれず
告げれずに居る
しかし時が経つにつれ、華がないと感じていた君に恋する自分がいることに気が付きます。
なぜ君に惹かれているのかは分からないけれど、確かに君のことが気になるのです。
このパートでは、そんな自分の心境の変化に戸惑いを隠せない主人公の姿が描かれているのでしょう。
僕が君に恋をしているということは確かなのですが、その理由がわからずにモヤモヤとした気分が続くばかりで、君に思いを告げることもままならないのです。
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2番:歌詞の意味
2番Aメロ部分の歌詞から。
慣れてはいけない「好き」が在る
慣れれない僕には隙が無い
哀れにも今日はそれ故に
空っぽになりたい僕が居る
「好き」という感情の大敵である”慣れ”という感覚。
“好き”の中に生まれる”慣れ”は慢心や油断を生み、しばしば破滅を引き起こすことも在るんだということを教えてくれています。
しかしこの曲の主人公についてはその心配がない様子。
むしろ”好き”という感情に慣れたくても慣れることが出来ないのです。
君のことで頭が一杯で、色々なことをあれこれ考えてしてしまうのかもしれません。
どうにかして自分を落ち着かせたい主人公がいるのでしょう。
続く2番Bメロの歌詞。
考えすぎだと笑われる
笑ってた人に笑われる
僕に必要な君が居る
君に必要な僕は居るの?
どうして君のことを好きになったのだろう?
そもそも僕は本当に君のことが好きなのだろうか?
いや、君を必要としている自分がいるのは確かだ。
でも君は僕を必要としているのだろうか?
考えすぎだと笑われるほどに、毎日そんな不安や葛藤が頭の中をグルグルと巡るのです。
そして2番サビの歌詞がこちら。
ならばさ なんで
君はなんで
僕の心に触れたりしたの?
誑かされて
誑かして
本当の想いを見失う
まだまだ主人公の頭の中は言葉にできない感情で埋め尽くされていきます。
もし君が僕のことを必要としていないなら、君はなぜ僕の心に寄り添ってきたのだろうか?
僕は騙され惑わされているのだろうか?
それとも君を惑わしてしまっているのは僕の方なのだろうか?
そんなことをあれこれ考えるうちに、自分の本当の気持ちが分からなくなってくるのです。
その後ラスサビが続きますが、前半部分は1番サビと同様の歌詞。
そしてラスサビ後半の歌詞がこちら。
ならばさ なんで
君はなんで
僕の心に触れたりしたの?
誑かされて
誑かして
独りで寂しい僕が居る
最後まで主人公の頭の中はゴチャゴチャと散らかったまま。
“僕は君のことが必要で君も僕のことが必要だ”と自信を持って言えれば楽なのに、君の考えが分からないばかりか、自分の思いすらもハッキリとしていない状況に困惑しているのでしょう。
明確なのは、複雑な思いを巡らせ続けるばかりで、結局独りで寂しい自分が居るという事実だけなのです。
ぜひ歌詞の意味をじっくりと味わいながら、この曲『ProPose』を聴いてみて下さい!
恋する人の複雑な感情を代弁してくれるような一曲です。
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