緑黄色社会(リョクシャカ)『Re』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
1stフルアルバム『緑黄色社会』の1曲目に収録された曲。
リクルートの企画『Follow Your Heart & Music』にも提供された一曲です。
どんなに迷っても逃げ出したくなっても、何度でもスタート地点に戻って始まりの気持ちを再確認すれば良い。
挑戦する人の背中を押してくれるような楽曲になっています。
Key.peppeのインスタグラムで投稿された、『Re』のMVに出演しているダンサー松井英理さんとリョクシャカメンバーのオフショット。
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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『Re』の歌詞から紹介していきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
緑黄色社会『Re』歌詞全文
歌手:緑黄色社会
作詞:長屋晴子
作曲:長屋晴子
収録:1stフルアルバム『緑黄色社会』
発売日:2018年3月14日(水)
見据えてた世界が突然
姿を消して置き去り
駆け出した足がもつれて
震えてもう立てないよ
逃げ出したいか向き合いたいか
問いただしてみるとさ
やっぱり僕ら捨て切れなくて
すれ違った時を埋めたいや
よーいどんでもう一度
スタートに立って
僕らが重ねた時をなぞって
失くさないように目を凝らしながら
欠けてたパーツを取り戻していく
やり直せないことなんてないさ
あの日誓った夢たち
思い出せずにぼんやり
決して嘘などないのに
真っ直ぐ前が向けない
薄れていった記憶を全部
呼び戻したいなら
何度目だって構いはしないさ
あの日のように話をしようよ
ちぐはぐだった思いを集めて
僕らが誓った夢を守って
迷わないように明かりを灯して
振り返ればまた思い出せるように
やり直せないことなんてないさ
何度でも言うよ 僕らもう一度
『Re』歌詞の意味&魅力
この曲『Re』は『挑戦』がテーマとなっている楽曲。
挑戦する中で辿ってきたこれまでの道のりには、無駄なものなんて1つも無いんだというメッセージが込められています。
そしてたとえ道に迷ったとしても、挑戦が始まったときの気持ちを再確認すればきっと前に進める。
スタート地点に立ち戻ることだって立派な挑戦なのです。
何度でも振り返って再確認すればいい。
そうやって「自分を信じて少しずつ前に進んでいけばいいんだ」と、そっと背中を押してくれる楽曲に仕上がっています。
公式MVの紹介
YouTubeで公開されている『Re』公式MVがこちら。
リクルートとのコラボ企画『Follow Your Heart & Music』の一環として制作されたのがこのミュージックビデオ。
この作品には、リョクシャカメンバーと同世代のダンサーである松井英理さんが出演しています。
この作品を観た人たちが、”一歩二歩と前に挑戦していけるように“という想いが込められた作品となっています。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。
見据えてた世界が突然
姿を消して置き去り
駆け出した足がもつれて
震えてもう立てないよ
“見据えてた世界“というのはこれまで追い続けていた”夢”、そして理想とする”未来の自分の姿”のことを表しています。
これまで真っ直ぐに追い続けていたはずなのに、急に目の前が真っ暗になる。
そして軽快に前に進み続けていた足が急に止まってしまう。
これからどこに向かえばいいのか、どう進んでいけばいいのかが不意に分からなくなっているんです。
挑戦を続ける中で壁にぶつかり、不安と恐怖で諦めてしまいそうになる主人公の姿が描かれています。
続くBメロ部分。
逃げ出したいか向き合いたいか
問いただしてみるとさ
やっぱり僕ら捨て切れなくて
すれ違った時を埋めたいや
壁にぶつかりくじけそうな主人公は自分に問いかけます。
このまま逃げ出したいのか、それとももう一度自分自身と向き合ってみたいのか。
主人公が出した答えは向き合う選択。
リョクシャカメンバーもこの曲を制作した当時、この先の未来に対して悩みを抱えていた時期だったとのことで、そんな時期の自分たちのことを重ねて歌っています。
メンバー同士互いに、逃げ出して仲間を捨てることなんてできない。
今すれ違いが起きてしまっているのであれば、その隙間を時間をかけてでも埋めていきたいというのが主人公が出した答えになります。
そしてサビの歌詞がこちら。
よーいどんでもう一度
スタートに立って
僕らが重ねた時をなぞって
失くさないように目を凝らしながら
欠けてたパーツを取り戻していく
やり直せないことなんてないさ
一度初心に帰って、自分たちのストーリーが始まったスタート地点に立ち戻る。
そうやって1つづつ丁寧に振り返っていくと、少しずつ溝は埋まっていくもの。
大切に大切に互いの想いを再確認しながら、一度立ち止まってみればやり直せないことなんてないのかもしれません。
始まりの気持ちを思い出すこともまた、立派な挑戦なのです。
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2番:歌詞の意味
まずは冒頭Aメロ部分から。
あの日誓った夢たち
思い出せずにぼんやり
決して嘘などないのに
真っ直ぐ前が向けない
1番の歌詞と同様”あの日誓った夢”というのは、主人公たちが進み始めた時に掲げた夢や理想の姿のこと。
時が経ち前に進むにつれてそのときの想いや記憶が知らず識らずのうちに薄れてしまってきているんです。
そのときの気持ちも今の気持ちにも嘘は全くないけれど、なぜだか自信を持って前を向いて進むことができない。
そんな得体の知れないモヤモヤと戦わなければならない時期にさしかかっています。
続くBメロの歌詞。
薄れていった記憶を全部
呼び戻したいなら
何度目だって構いはしないさ
あの日のように話をしようよ
もしもスタートしたときの気持ちが薄れていて、その気持ちを取り戻したい思いがあるならばいつだって立ち戻ればいい。
何度でも繰り返し繰り返し熱く”夢”を語ればいい。
互いにその選択を望んでいるんです。
実はそれが、夢を実現するための一番の近道になるのかも知れません。
最後はこのサビ部分で終わります。
ちぐはぐだった思いを集めて
僕らが誓った夢を守って
迷わないように明かりを灯して
振り返ればまた思い出せるように
やり直せないことなんてないさ
何度でも言うよ 僕らもう一度
“ちぐはぐだった思い“というのは、一緒に夢に向かって進んでいる仲間同士で起きたすれ違いのこと。
すれ違った想いを一度立ち止まって吐き出して、スタートした頃の気持ちを思い出す。
そうやって少しずつ進む方向を確認しながら進んでいけばいいんです。
そして立ち止まったときのことを、またどこかに記しておく。振り返りやすくなるから。
何度もなんども振り返り思い出せば、いつだってやり直せるんだということです。
挑戦というのは新しく始めることばかりではない。
これまでの軌跡を振り返って、始まりの気持ちを再確認することも立派な挑戦だ。
そんなことを教えてくれる心強い一曲です。
この曲『Re』は、挑戦するすべての人に届けたい楽曲となっています。
ぜひ歌詞の意味を心に刻みながら聴いてみてください!
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『Re』収録アルバムの紹介
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