Vaundy(バウンディ)『Bye by me』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
デジタル配信5thシングル『Bye by me』としてリリースされた楽曲。
この曲は、テレビ東京ドラマ25『捨ててよ、安達さん。』のオープニングテーマとしても起用されました。
「安心して手放してもいいんだよ」というメッセージが込められた、切なくも温かい一曲に仕上がっています。
Vaundy公式Twitterアカウントのツイート。
Bye by me / Vaundyhttps://t.co/rjdFuTWWUahttps://t.co/O2gntIrJ2V pic.twitter.com/72EGlgEtBo
— Vaundy (@vaundy_engawa) April 17, 2020
後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『Bye by me』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
Vaundy『Bye by me』歌詞
歌手:Vaundy
作詞:Vaundy
作曲:Vaundy
収録:5th配信シングル『Bye by me』
発売日:2020年4月18日(土)
まんでい今日は
どこへ行くの?
まぁいいけど
ちゅーすでぃ今日も
お仕事だったんでしょ?
まぁいいけど
まぁいいけど
うぇんずでぃ今日は
何を見ているの?
辛いでしょ
またさ
遠く去った過去の日々に
名前をつけて
いたんでしょ
お帰り、でももういいよ
伝えたいことは特にないから
お帰り、でももういいの
覚えてることも
もうないよ
さーすでぃ今日は
どこに行ってきたの?
遅いでしょ
ふらいでぃ今日は
思い出していたの?
あのことを
でもさ
遠く去った過去の日々と
サヨナラしたら
楽でしょ
お帰り、でももういいよ
伝えたいことは特にないから
お帰り、でももういいの
覚えてることも
もうないよ
休みの夜のやけ酒も
それくらいにして
もういいだろ?
愛していたんだきっと
思い出すことを
愛して、愛して
満たしているなら
忘れても、もういいよ
伝えたいことはもう伝えたから
忘れても、もういいよ
この先もいっぱいたまっていくから
愛してやまない傷を
無くして新しい日々を
またね
Bye by me
『Bye by me』歌詞の意味&魅力
この曲のタイトル『Bye by me』を和訳すると、“私によってさよなら”というような意味になります。
さらに意訳していくと、それは”自分の意志で捨てていく”というような意味。
この曲においては過去の思い出との別れが歌われているようです。
それは前向きな別れ。
“安心して捨てていいんだよ”という温かいメッセージが込められています。
公式MVの紹介
こちらがYouTubeで公開されている『Bye by me』公式MV。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。
まんでい今日は
どこへ行くの?
まぁいいけど
ちゅーすでぃ今日も
お仕事だったんでしょ?
まぁいいけど
まぁいいけど
うぇんずでぃ今日は
何を見ているの?
辛いでしょ
このパートでは主人公の日常が描かれます。
まんでい、ちゅーすでぃ、うぇんずでぃは文字通り”月火水曜日”を意味する言葉。
主人公は毎日せっせと仕事に向かい、一生懸命働いている様子。
しかし、ぼんやりと遠くを見つめる姿からはどこか辛そうにも見えるのです。
続く1番Bメロ部分の歌詞。
またさ
遠く去った過去の日々に
名前をつけて
いたんでしょ
遠くをぼんやりと見つめる主人公は、過去にあった様々な出来事を思い出しているのです。
美しい記憶思い出すことで、苦しい現実から逃れようとしているのかもしれません。
“またさ“という言葉からは、日常的にそんな瞬間が繰り返されていることが伝わります。
そして1番サビの歌詞がこちら。
お帰り、でももういいよ
伝えたいことは特にないから
お帰り、でももういいの
覚えてることも
もうないよ
冒頭の言葉”おかえり“、これは思い出される数々の記憶に対してかけられた言葉。
過去のことにばかり目を向けては思い出す日々。
その瞬間は楽しく救われた気分になるけれど、本当は過去の美しい思い出ばかりを頭に浮かべる毎日とお別れしたいのかもしれません。
ただその思い出を忘れてしまうと、どうしようもない苦しみに襲われてしまいそうで、中々捨て去ることができないでいるのです。
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2番:歌詞の意味
まずは冒頭2番Aメロ部分の歌詞。
さーすでぃ今日は
どこに行ってきたの?
遅いでしょ
ふらいでぃ今日は
思い出していたの?
あのことを
ここも1番Aメロ部分と同様、主人公の何気ない日常が描かれています。
まだ過去の思い出に浸ることを辞められていないようです。
続く2番Bメロの歌詞。
でもさ
遠く去った過去の日々と
サヨナラしたら
楽でしょ
しかし主人公は薄っすらと気づいているのです。
過去の思い出とお別れしたほうが楽になるということを。
過去を振り返ることで自分の心が癒えているように見えているだけで、実際にはより深い暗闇の中に自分自身を引き込んでいるということを。
意外にも現実の苦しみは、そういった過去の比較対象があるからこそ生まれているのかもしれません。
だから安心して忘れても大丈夫だよ。
そんなメッセージが込められています。
続く2番サビの歌詞は、1番サビと同様の歌詞。
そしてCメロの歌詞がこちら。
休みの夜のやけ酒も
それくらいにして
もういいだろ?
愛していたんだきっと
思い出すことを
愛して、愛して
満たしているなら
仕事の日はぼーっと過去のことを思い出し、休日は家でやけ酒をする。
そんな日々をそろそろ終わらせたいのです。
このパートで描かれるのは、心のなかにいる2人の自分の対話のように感じます。
過去を振り返ることがやめられないのは、それだけ美しく幸せな日々を生きてきた証拠。
だからきっと、前を向いて生きていけばまた幸せな日々を送れるようになる。
そうやって前向きな自分が、後ろ向きの自分を優しく鼓舞しているようです。
最後はラスサビの歌詞。
忘れても、もういいよ
伝えたいことはもう伝えたから
忘れても、もういいよ
この先もいっぱいたまっていくから
愛してやまない傷を
無くして新しい日々を
またね
Bye by me
最後は温かいメッセージと決意の言葉が歌われています。
もう忘れよう。
過去の美しい思い出を手放しても、これからまた新しい思い出がたまっていくから。
過去を振り返ることを辞めることができれば、これまで失ってしまっていた現実世界での喜びを取り戻すことができるはず。
またね。
最後は自分自身で、過去とのお別れを決意するのです。
日常に潜む捨てたくても捨てられないもの。
意外にも手放してしまえば、また新しい感動に出会えるのかもしれません。
ぜひ歌詞の意味を楽しみながら、この曲『Bye by me』を聴いてみてください!
日常を振り返るきっかけになりそうです。
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『Bye by me』収録アルバム
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