Vaundy(バウンディ)『東京フラッシュ』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。
デジタル配信1stシングル『東京フラッシュ』としてリリースされた楽曲。
この曲は、Vaundyの名を大きく世に知らしめた代表曲となりました。
シティポップを感じさせるメロディに、叶わぬ恋心と“悲しい別れ”をテーマに描かれた歌詞をのせたクセになる一曲。
Vaundy公式Instagramの投稿から。
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後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!
それでは早速『東京フラッシュ』の歌詞紹介から書いていきます。
あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。
Vaundy『東京フラッシュ』歌詞
歌手:Vaundy
作詞:Vaundy
作曲:Vaundy
収録:1st配信シングル『東京フラッシュ』
発売日:2019年11月29日(金)
相槌がうまくなったんだ
できてる? できてる?
ぁあ、君もうまいね
合図なしで攻撃してきたんだ
あぁ、もういいのかい
STAYまだここにいてね 君の
FAKEの笑顔をみせてよみせてよ
STAGE4の癌にかかっているみたいかい?
AGEごしの性愛者でいいの
東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
断崖絶壁で愛していた
できてる? できてる?
あぁ今日も深いね
断片的で単純ストーリーだ
わるくない わるくない
あぁ、もういいよ
STAYまだここにいてね 君の
FAKEの笑顔をみせてよみせてよ
STAGE4の癌にかかっているみたいかい?
AGEごしの性愛者でいいの
東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
もうやめにしようかなんて思うんだ
あぁ でも
君の笑顔や仕草がまたほらクセになってんだ
東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
『東京フラッシュ』歌詞の意味
この曲『東京フラッシュ』は、主人公が一方的に恋心を寄せる女性との”悲しい別れ”をテーマに描かれた楽曲。
曲のタイトルにも使われている”フラッシュ“という言葉には、“瞬間的な光”という意味があり、その光は暗い場所での写真撮影などでも使われます。
この楽曲では、暗い気持ちや気分を晴らしてくれる”一瞬の作られた希望の光”のような意味で使われているようです。
今にも目の前から消えてしまいそうな”君”と、届かない思いにどうしようもない心の葛藤を抱いている主人公の物語。
公式MVの紹介
こちらがYouTubeで公開されている『東京フラッシュ』公式MV。
ここからは歌詞解説をしていきます。
1番:歌詞の意味
まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。
相槌がうまくなったんだ
できてる? できてる?
ぁあ、君もうまいね
合図なしで攻撃してきたんだ
あぁ、もういいのかい
主人公と”君”、それは接客サービスを受けるお客と店員という関係性にあるようです。
相槌がうまくなったことを嬉しそうに伝える主人公、そして”君”の相槌を見て褒める姿。
主人公はこれまで、”君”と何度も会話してきたことが想像されます。
“合図なしの攻撃“とは、急に話題をふられたことを意味しているのでしょう。
そんなときでも上手に相槌を打ち、スムーズに会話ができるようになったことを意味します。
このパートでは、他愛もない会話を楽しむ男女のコミュニケーションが描かれていました。
続く1番Bメロ部分の歌詞。
STAYまだここにいてね 君の
FAKEの笑顔をみせてよみせてよ
STAGE4の癌にかかっているみたいかい?
AGEごしの性愛者でいいの
ここでは主人公の一方的な恋心が表現されています。
まだここにいてほしい。
接客サービス時間はもう終わってしまう。
それでも”君”とどうしても別れたくない。
FAKEの笑顔とは営業スマイルのことをイメージした言葉でしょう。
そんな笑顔でもいいから、とにかくまだまだ一緒にいたいのです。
STAGE4の癌、それはこのどうしようもない絶望感を抱えた自分を表した言葉なのかもしれません。
一方的な性愛でいいから、片時の性愛でいいからこの気持ちを許してほしい。
主人公のやり場のない心の葛藤が描かれています。
そして1番サビの歌詞がこちら。
東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
これは東京を舞台に描かれる苦い恋の歌。
もしフラッシュを焚くように、一瞬でも希望の光を照らすことができたなら。
その希望とは、”君”と手を繋いで東京の街に繰り出したいという願い。
ただどれだけ願っても、一向に主人公と”君”との関係性が変わることはありません。
あくまでもお客と店員の関係なのです。
東京フラッシュは恋愛ソングじゃないと俺は解釈してるよ
悲しい別れの話だよ— Vaundy (@vaundy_engawa) August 8, 2020
2番:歌詞の意味
まずは2番Aメロ部分から。
断崖絶壁で愛していた
できてる? できてる?
あぁ今日も深いね
断片的で単純ストーリーだ
わるくない わるくない
あぁ、もういいよ
ここでは主人公の心の葛藤が描かれます。
店員である”君”とお客である主人公の関係性を考えると、この恋は散ってしまう可能性が高くリスクのあるもの。
まさに断崖絶壁にいる気分。
そんなギリギリの状態で”君”に毎回会いに行くのです。
限られた”君”との時間は、いつも同じような流れのコミュニケーション。
それも悪くないのですが、本当はもっと一緒にいたい。
心の葛藤が主人公をかき乱していきます。
続く2番Bメロとサビ部分は、1番Bメロとサビ部分と同様の歌詞になります。
そのあと続くCメロの歌詞がこちら。
もうやめにしようかなんて思うんだ
あぁ でも
君の笑顔や仕草がまたほらクセになってんだ
この苦しい一方的な恋心をどうにか終わらせたい。
この関係性をやめてしまいたい。
しかし、見せかけの笑顔や仕草に惑わされ、なかなか決断することができません。
むしろ回を重ねるにつれ、主人公はより惹きつけられてしまうのです。
どれだけこの関係性を続けても、何も進展しないことに気づいている主人公。
行き場のない心の葛藤が、中毒性のあるメロディに乗せられてどこまでも続いていきます。
ぜひ歌詞の意味をじっくりと味わいながら、この曲『東京フラッシュ』を聴いてみてください!
果たして主人公は”君”との関係性を終わらせることができるのでしょうか。
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