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アランワッツの名言で考える生き方|知る人ぞ知るイギリスの哲学者

アランワッツの名言から考える人生の意味

今回は、イギリスの哲学者アランワッツの名言をご紹介したいと思います。

 

アラン・ワッツ

(Alan Wilson Watts/1915年1月6日-1973年11月16日)イギリス出身の哲学者。アメリカで牧師として務めを行った後、アジア研究院アメリカン・アカデミーのスタッフとなる(後に理事長となる)。42歳でアカデミーから身をひき、以後はフリーランスのライター、講師、ブロードキャスター、哲学者、そして「哲学的エンターテイナー」としての道を歩み始める。広範な知識と深い洞察を持つ人物で、60年代のカウンター・カルチャーのカリスマ的リーダーの1人。主な著書に「タブーの書」など。

 

アランワッツの有名なスピーチ『決断と選択について』は、かのスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツにも大きな影響を与えたと言われています

そして数多くの名言を残してきました。

 

自分の人生を決めるのは、他の誰でもなく自分自身のはず。

しかし、無意識に社会が生みだす価値観やルールに縛られ、本当に心から望む人生を生きられない人々の多さを目の当たりにし、

そのことに息苦しさを感じている人。

そんな人に届けたい哲学になっています。

 

アランワッツ名言集

人生の意味とは、
ただ生きるということである。

それはとても平凡で明白であり簡単なことです。

しかし誰もが自分自身を超えて、
何かを成し遂げる必要があるかのような錯覚に急ぎ立てられている。

心配の量によって、
これから起こることが変わるわけではない。

もしお金が目的じゃなければあなたが望むものは何ですか?

何をして君は人生を楽しみたいのか?それをしなさい。

お金のことは忘れるんだ。

もしあなたが「お金を稼ぐことが最も大事なことだ」と言っているとしたら、
あなたは完全に人生の時間を無駄に過ごしていることになる。

どんなことでもいい。
本当に好きなことを一生懸命やっていればあなたは必ずその達人になるだろう。
それが「好きこそ物の上手なれ」なのだ。

その結果、あなたにそれなりの報酬を払う人も出てくるだろう。
だから何も心配することはない。

あるものが恒久になるということは、
そのものが生命を持たなくなるということだ。

人生とは解決すべき問題でも答えるべき質問でもない。

人生とは経験すべき未知なのだよ。

いずれかの宗教に固執する態度は知性の自殺行為であるだけでなく、
徹底した不信心ですらある。

なぜなら、
それは新しい世界観に心を閉ざすことになるからだ。

詰まるところ信仰とは開かれた心のことであり、
未知のものを信頼することである。

これは人生の本質的な秘密です。

あなたがやっていることに完全に従事してください。

そしてそれを仕事と呼ぶのではなく、
それが遊びであることを実感してください。

 

あくまで1人の哲学者の考え方なので、これらの名言に何か共感する部分があれば、自分自身の思考に少しづつ取り入れてみてください。

アランワッツに限らず様々な哲学者の言葉は、『正しい』考え方というものではなく、より『真実』に近い考え方という表現が適切かもしれません。

「何か大きなことを成し遂げなければならない」「何者かにならなければならない」そんな焦燥に駆り立てられることがある方は、アランワッツの名言を是非役立ててみてください。

知らず知らずのうちに得体の知らない恐怖に追われて、自分を見失いかけてしまっているかもしれませんね。