今回は思考の情報整理を定期的にすることの重要性と、それによって得られる効果について書いていきます。
以前このようなツイートをしました。
【記録が悩みを解決する】
学んだ事
収支の記録
就寝起床時間
1日の活動記録何でも良いので記録を続けてみよう。
少しずつ頭の外に情報を取り出す。大抵の悩みは、
頭の中の情報過多が引き起こす。日々モヤモヤと停滞感がある人は
記録する事を試してみて欲しい。新しい発見が必ずあるはず^ ^
— 荒井貴裕 / 目標達成キャンプU-26 (@Takahir0_arai) March 16, 2020
記録すること(思考の情報整理をすること)が大抵の悩みを解決してくれるという内容のものです。
なぜ記録することで悩みが解決するのか、それは
- 悩んでいるときは大抵、頭の中の情報量が多すぎて自分を制御できていない。
- 記録することで頭の中の情報量を減らし、冷静に考えられるようになるから。
簡単に言うとこんな感じです。
8割の悩みの正体は…
日々どんな悩みに頭を抱えていますか?
ここでお伝えしたいことは、その悩みの大半が頭の中の情報が散乱し、情報整理ができていないことが原因の可能性があるということです。
人間関係のことやお金のこと、組織のことや健康のこと。
色々な思考や感情が、日々頭の中をグルグルと回り回って絡まり合っているのです。その絡まりをといてあげないと、どれだけ悩みを解決しようと考え込んでもその悩みが解消することはありません。
悩みを解消するためには1つ1つの情報を整理し、今自分が何に苦しんでいるのか、その悩みの正体を冷静に突き止める必要があります。
おそらく日々抱える悩みの中でも、特に頭を悩ませているコアな悩みが潜んでいるはずです。もしかしたら、そのコアな悩みが自分の頭の思考を占領して、色々なものに影響を与えている可能性があります。
人は自分で把握できていないものや知らないものに対して、恐怖感を感じやすいです。
自分の思考を丁寧に情報整理して、適切に自分の現状を把握していくことが大切です。
計り知れない『記録』することの威力
自分の現状を適切に把握するためにオススメの方法が、記録をつけることです。
記録をつけるといってもどんな記録をつければいいのか。
結論からお伝えすると、何でも大丈夫です。とにかく何でも良いので、少しずつ記録をつける習慣を身につけていきましょう。
実際に僕自身でも、
- 1日のの活動記録(寝る前に一日の行動記録を詳細に)
- 毎日の収支の記録(必要な項目ごとに)
- 起床就寝時間の記録
- 勉強したこと(あれば寝る前に記録)
- 日々の気づき(ふと考えていたことなどあれば)
- オススメしてもらった本や読了した本
- その他…
他にも仕事やプライベートで記録をつけているものがいくつもあります。
記録をつけることで得られた効果として、
- 意識せずとも振り返りができる。
- 頭で覚えてなくても良いので、思考がクリアになる(これ大事)。
- 自分自身の課題が見えやすくなる。
- 改善がしやすくなりPDCAが高速で回せる。
- 可視化することで理解しやすくなる。
- 自分のモチベーションを上げることができる。
- 時間やお金の無駄な浪費がなくなる。
- などなど…
ここには挙げきれないほどメリットがたくさんあります。
人の悩みの大半は、人間関係とお金のことかもしれませんが、その中でも特にお金について悩んでいる方は特に記録することをオススメします。
具体的な『記録』の仕方
例えば生活における収支の記録であれば、
まずは最低限生活に必要なお金を計算します。ここで大事なのがいくつかのカテゴリーごとに考えることです。
食費・移動費・交際費・カフェ代・雑費などなど、自分が日々使っているお金に対してカテゴリーを用意してあげてください。
食費 | 1500円 / 日(45,000円 / 月) |
---|---|
移動費 | 800円 / 日(24,000円 / 月) |
交際費 | 1000円 / 日(30,000円 / 月) |
カフェ代 | 500円 / 日(15,000円 / 月) |
雑費 | 生活必需品など |
その他固定費 | 家賃・携帯代・保険料など |
そのカテゴリーごとに1日の上限予算、月の上限予算を決めます。例えば、食費は1日1500円まで(月45,000円まで)のようにです。
そのようにしてカテゴリーごとの予算が決まれば、最低限1ヶ月過ごすのに必要な金額が見える化され、適切に把握できるようになります。ポイントは月全体で把握することです。
記録は毎日つけると良いですが、目標の達成未達成は月全体で見てください。1日予算を超えて一喜一憂していたらそれこそ精神が持たず悩みのタネになってしまいます。
既にここまで出来るだけでも、月にどのくらい必要でどれくらいは使って良いのかが鮮明に見える化されるので、不安はかなり減っていくはずです。
最後はその最低限の予算をどう集めるかを考えれば良いだけです。何か目標やビジョンに向かって挑戦している人にとって、グルグルと悩み続けている時間は極力無くしたいですよね。
色々な分野に応用する
今回は収支の記録を例にあげて、具体的な記録方法について書きましたが、記録はどんな内容のものでも効果を発揮してくれます。
常に頭の中がモヤモヤしていたり、悩んでいることがあれば、まず記録して思考の情報整理をして見てください。
意識すると良いポイントは4点、
- とにかく頭の中のものを目に見える状態に可視化する。
- 現状を適切に把握する。
- 日々の経過情報を記録し情報整理していく。
- そして、記録していることは極力頭の中には置いておかないこと。
とにかく頭の中はすっきりと整理整頓を心がけてみてください。きっと、今まで悩み続けたモヤモヤが少しずつ晴れてくるはずです!
記録する習慣を身につけて悩みのタネを小さくし、夢やビジョンに向かってまっすぐ進んで行きましょう!