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マカロニえんぴつ『青春と一瞬』歌詞【意味&解釈】|大人目線で描かれる青春を過ごす若者へのエール

マカロニえんぴつ『青春と一瞬』歌詞【意味&解釈】|大人目線で描かれる青春を過ごす若者へのエール

マカロニえんぴつ『青春と一瞬』の歌詞とその意味&魅力について解説していきます。

この曲は、配信限定1stシングル『青春と一瞬』としてリリースされた楽曲。

日本マクドナルド「500円バリューセット『こんな時間が、ゴチソーだ。』」のCMソングとして書き下ろされました

人生の中でこんなにも一瞬で過ぎ去ってしまう時間はあっただろうか

振り返ってみればそう思えてくる『青春』の儚さと、そこに詰まった希望を歌った一曲

 

マカロニえんぴつ公式Instagramの投稿から。

 

後半ではこの楽曲の意味などについて詳しく書いているので、是非最後まで目を通してみてください!

 

それでは早速『青春と一瞬』の歌詞紹介から書いていきます。

あくまで筆者自身が解釈したものになるので、一つの参考として受け取っていただけると幸いです。

 

動画解説:『青春と一瞬』歌詞考察してみた

このブログの内容は下記の動画でも解説中!

マカロニえんぴつ『青春と一瞬』歌詞

楽曲情報

歌手:マカロニえんぴつ
作詞:はっとり
作曲:はっとり
収録:配信限定1stシングル『青春と一瞬』
発売日:2019年3月6日(水)

書いて 消して 悩んで出した定理は
居眠りの午後三時半に見失った
全部ぜんぶ 学んでド忘れしたい
無限の宇宙を自転車で駆け抜ける

 

語り合ったりたまに泣いたりできるくらいの
すばらしい日々をくれ

 

つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け
手放すなよ若者、我が物顔で
いつでも僕らに時間が少し足りないのは
青春と一瞬がセットだから

 

覚えておいて、未来は転がるもの
この場所にずっと前からあるもの
全部ぜんぶ 眩しいね
友よ 声よ 昨日よ 僕自身よ

 

つまらない、埋まらない退屈だけを愛し抜け
夢が増えればハラが減る、若者であれ
いつでも僕らに時間は少し足りないのだ
青春と一瞬はセットなんだぜ

 

染まりたいね
使い切っていたい 黄金色に咲く春
よだれまみれ 出来心の恋も剥き出しで

 

誰にも僕らのすばらしい日々は奪えない

 

つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け
手放すなよ若者、我が物顔で
ずっと埋まらないくらいでいい
時間は少し足りないのがいい

 

青春と一瞬はセットなんだぜ
間違いだらけの正義なんだぜ
風と共に贈る歌だぜ

 

『青春と一瞬』歌詞の意味

この曲『青春と一瞬のテーマは『青春』と『仲間』

20代半ばになったボーカルはっとりさんが青春を過ごした高校時代を振り返りながら、その当時を俯瞰して眺めるように描いた一曲になります

いたずらにも多くの人が過ぎ去ってから初めて気づく、青春のかけがえのなさやその意味。

そんな儚い現実やそこに詰まった希望を大人目線で力強く、今を生きる若者たちへのメッセージとして投げかけていくのです

青春は一瞬で過ぎゆくものだから、大切に大切に噛み締めながら生きていけよと

公式MVの紹介

こちらがYouTubeに公開されている『青春と一瞬』公式MV。

 

ここからは歌詞解説をしていきます

1番:歌詞の意味

まずは冒頭Aメロ部分の歌詞から。

書いて 消して 悩んで出した定理は
居眠りの午後三時半に見失った
全部ぜんぶ 学んでド忘れしたい
無限の宇宙を自転車で駆け抜ける

ここで描かれるのは、まさに青春まっ只中にいる10代の高校生が送る日常のワンシーン

午後の眠気にウトウトしながら数学の授業を必死に受ける姿が想像できます。

そんな彼らの願いは、授業で学んだこと全部ど忘れしてしまっても構わないくらいに夢中になれるモノに出会いたいということなのでしょう

宇宙のように無限に広がるこれからの未来に希望を抱きながら、大切な大切な青春時代を颯爽と駆け抜ける姿が描かれているのです

 

続く1番Bメロの歌詞。

語り合ったりたまに泣いたりできるくらいの
すばらしい日々をくれ

ここではAメロ部分で歌われた10代の若者たちの”願い”がより具体的に描かれていきます

夢や希望、そして苦しみや悲しみまで本気で語り合えるような友達に出会いたい。

そしてそんな友人たちと、悔し涙を流せるくらいに本気になれる何かに取り組みたい

そうやって過ごす日々こそが若者たちにとっての理想の姿であり、そんな日々を心から追い求めているのです

 

そして1番サビの歌詞がこちら。

つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け
手放すなよ若者、我が物顔で
いつでも僕らに時間が少し足りないのは
青春と一瞬がセットだから

大人になったマカロニえんぴつから、これまで描かれてきた10代の若者たちへ送るメッセージが歌われていきます

一歩でも早く大人になりたい一心で駆け抜ける青春という時間。

彼ら若者がそのかけがえのなさに気付くのは、きっと大人になってからなのかもしれません

当の本人たちは有り余る時間の中でもがきながら、その退屈さを埋めるために必死になって走り続けるのですが、それはそれは彼らからすると絶望にも感じられるのかもしれません。

どんなに走り続けても一向に前に進めないような気がして、どんなに背伸びしても一向に大人にはなれない気がして心の底から苦しむのです

しかしそうやって苦しむ青春の日々も大人になって振り返ってみると、きっと早すぎるほどに一瞬で過ぎ去ってしまったことに驚くからと

だからそのかけがえのない日々をおざなりにすることなく、どうか心の底から愛し抜いて謳歌してほしいんだと力強いメッセージが送られます

そうやって駆け抜けた日々が、かけがえのない宝物になるはずだからと歌っているのです

 

 

2番:歌詞の意味

2番冒頭Aメロ部分の歌詞から。

覚えておいて、未来は転がるもの
この場所にずっと前からあるもの
全部ぜんぶ 眩しいね
友よ 声よ 昨日よ 僕自身よ

ここで描かれる”未来は転がるもの”というフレーズは、”未来はなるようになる”という意味が込められた言葉のように感じられます

青春時代の一瞬一瞬、そしてそれまでの日々全てがこれからの未来を形作るものになる。

そう考えると今時間を共にする友人も、彼らと語り合ったこれまでの時間も昨日までの自分自身のことも、全てが眩しく美しい大切なものに思えるからと。それら全てがこの先の未来をより良いものにしてくれるはずだからと教えてくれているのです

たとえ今は一向に前に進まない退屈な日々に感じていたとしても、どうかそのかけがえのない日々を大切に過ごしてほしいんだという魂のメッセージのように感じられます

そしてそれは、はっとりさん自身が青春の日々に少なからずの”後悔”を残してきたからこその言葉なのかもしれません

 

続く2番サビの歌詞。

つまらない、埋まらない退屈だけを愛し抜け
夢が増えればハラが減る、若者であれ
いつでも僕らに時間は少し足りないのだ
青春と一瞬はセットなんだぜ

くだらないと思えるようなその時間を愛して突き進め。それこそがこの先の未来を彩るものだからと、改めて10代の若者へのメッセージが歌われます

“夢が増えればハラが減る若者”、それは大人になって振り返ったときにこう在りたかったと思えるような理想の若者像なのでしょう

無知だからこそ描ける未来。

この先の未来に抱く大きな夢。

そんな希望を真っ直ぐに追い求めてがむしゃらに進んでいけよと伝えるのです。

もちろん青春まっ只中にいる若者たちからすれば、夢を抱けば抱くほどにハラが減るだけで前に進めない青春時代は苦しいものに感じられることも分かっています

しかし、きっと大人になった時にその時間の意味が分かるはずだからと。いつか君たちが大人になった時に、僕たちのように後悔を残してほしくないんだと言わんばかりに

青春は一瞬で過ぎ去ってしまうんだぜと、何度も何度も訴えかけるのです

 

その後Cメロの歌詞が続きます。

染まりたいね
使い切っていたい 黄金色に咲く春
よだれまみれ 出来心の恋も剥き出しで

“染まりたい”という言葉、それはきっと青春の日々に染まりたいという意味なのでしょう

黄金色に輝くような無限の可能性を秘めた青春時代を、きっちりと使い切りたいんだと。

“よだれまみれ”、それは貪欲に自分の欲望に正直になる様子を表現していそうです

恋も遊びも全力で、青春は思うがままに謳歌しようぜと伝えているのではないでしょうか

 

そしてラスサビの歌詞がこちら。

誰にも僕らのすばらしい日々は奪えない

つまらない、くだらない退屈だけを愛し抜け
手放すなよ若者、我が物顔で
ずっと埋まらないくらいでいい
時間は少し足りないのがいい

誰もが一度は必ず経験する10代の青春という素晴らしい日々。

その日々は他の誰のものでもなく、間違いなく自分自身のものなのです

そんな青春の日々を絶対に無下にするなよと。

大人になりたくてもなりきれずにいるその時間を、大切に噛み締めながら生きろよと

苦しみもがくこともあるだろうけど、それすらも愛し抜いてくれよと繰り返し伝えます

これは大人たちから若者へ送る全力のエールなのです

 

最後はこのフレーズで終わります。

青春と一瞬はセットなんだぜ
間違いだらけの正義なんだぜ
風と共に贈る歌だぜ

ここでは、数あるマカロニえんぴつの楽曲の中で、幾度となく照れ隠しのようなフレーズを詰め込んできたというはっとりさんらしいラストメッセージが描かれます

青春は一瞬で過ぎゆくものだから、大切に大切に噛み締めながら生きろよと力強く伝える傍ら、これは間違いだらけの正義でもあるんだぜとかぶせて伝えるのです。

あくまでもはっとりという1人の人間の意見であって、僕の中での正解だから押し付けはしないけどね!というような意味なのではないでしょうか

風と共に流れ着いた歌だと思って気軽に受け止めてくれよなという、はっとりさんなりの優しさと思いやりなのだと捉えました

誰か1人にでもこの曲のメッセージが、心の奥に深く深く突き刺さってくれれば嬉しいなと願いながら歌っているのでしょう

 

 

ぜひ歌詞の意味をじっくりと心に焼き付けながら『青春と一瞬』を聴いてみて下さい!

青春まっ只中の10代の若者たち、そして青春の日々を振り返る大人たち、聴く人によって歌詞の響き方が異なるような一曲となっています

 

『青春と一瞬』収録作はこちら!

 

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